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無料の専用アプリで操作

iPhoneで色調や明るさを操作するLED電球「hue」、1600万色以上を再現

2013年09月26日 16時53分更新

文● 菅谷/ASCII.jp編集部

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Philips Hue、1600万色以上を再現可能

 フィリップス エレクトロニクス ジャパンが9月26日、スマートLED電球「Philips Hue」(以下、ヒュー)を発売した。

 ヒューはiPhoneやiPad、Androidなどから無料の専用アプリ「Philips Hue」を使ってコントロールできる照明システム。1600万以上の色数からオリジナルの照明を再現できるほか、プリセットされている4つの光から、シチュエーションに合わせた空間をワンタッチで演出することが可能。

製品名と同名の「Philips Hue」アプリ

カラーの指定画面、1600万以上を再現可能

 アラーム機能やタイマー機能を搭載しており、時間に合わせた利用が可能。寝る時間に合わせて消灯、朝は徐々に明るくなるなどの利用ができるという。インターネットによる遠隔操作にも対応し、外出時に照明の点灯・消灯も可能でセキュリティー対策としても利用できる。また、ヒューをコントロールするためのAPIが公開されている。米国やヨーロッパでは先行発売されているため、すでに多くのサードパーティアプリが入手可能だという。

タイマー設定画面、徐々に明るく・暗くといった設定も可能

 ヒューの使用にはインターネット接続環境とWi-Fiルーターが必要。付属のブリッジを電源とLANケーブルでWi-Fiルーターに接続し、ダウンロードしたアプリからiPhoneやAndroidなどで操作する。ヒューはE26形式の照明器具に対応し、明るさは50W白熱電灯相当の600ルーメン。平均寿命は1万5000時間で最大利用ランプ数50個。対応OSはiOS 4.0以降で、対応端末はiPhone 3GS以降、iPad、iPod touch 第3世代以降。Androidの場合のOSはAndroid 2.3以降を必要とする。

 価格はブリッジ1基とLEDランプ3個、LANケーブル1本が同梱されたスターターセットが2万6000円。全国のアップルストア実店舗およびオンラインストアにて販売されている。

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