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ソニーが本気で参入してきたハイレゾオーディオの世界! 第2回

ハイレゾ対応ウォークマン発表!その実力を最速でチェック!

2013年09月25日 13時10分更新

文● 鳥居一豊

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伝説の「PCM-D1」を引き継ぐ名機!?
DSD音源の録音、再生も可能な「PCM-D100」

同社のICレコーダーで最高性能となる「PCM-D100」

同社のICレコーダーで最高性能となる「PCM-D100」

 今度は、9月17日に発表された高性能PCMレコーダー「PCM-D100」を紹介する。ソニーが11月21日に発売するPCMレコーダーのハイエンドモデルで、その予想実売価格は10万円前後。

 高価ではあるが、DSD(2.8MHz/5.6MHz)に対応していることが大きな進化点だ。

 見た目のデザインは従来機の「PCM-D50」とほぼ同様だが内蔵マイクを新開発。2005年に20万円という価格で販売された超高級機「PCM-D1」と同じ口径15mmで、-31dB/Paの感度を実現(PCM-D50:-35dB/Pa、PCM-D1:-32dB/Pa)している。

 固有雑音も19dBSPL(A)以下(PCM-D50は平均で20、PCM-D1は20以下)、最大入力音圧も128dBSPL(PCM-D50は120、PCM-D1は130)となっている。つまり、PCM-D50に、PCM-D1と同等以上のマイクを内蔵しているのが、PCM-D100というわけだ。

可動式の新開発マイク

可動式の新開発マイク

 もちろん、マイクは可動式で、90度のX-Yポジションと、120度のステレオワイドポジションが選択できるようになっている。

 さらには、DSD方式、リニアPCM方式のそれぞれに最適なA/Dコンバーターを搭載し、各モードに特化した性能を発揮できるようにするなど、レコーダーとしての録音性能はかなり強化されている。

 このほか、独自開発のデジタルリミッターを搭載。これは、1チャンネル当たり2つのA/Dコンバーターを使用することで、通常の音声レベルのほか、-12dBの音声レベルの低い信号も処理しておき、万一の過大入力発声時には、-12dBの音声レベルに差し替えて記録することで、レベルオーバーによる音の歪みを防止する仕組み。

 さらには、この2つのA/Dコンバーターを応用し、A/D変換時の内部ノイズを低減させる、「S/N 100dBモード」も搭載。DSD録音時は録音方式の性質上使用できないが、192kHz/24bitリニアPCM収録で使用できる。

 また、デジタルミッターとの併用もできない。スタジオ録音など周囲のノイズの影響の少ない場所では、より小さな音まで収録できるS/N 100dBモードを使用し、屋外の生録やライブの一発録りではデジタルリミッターを使うようにすれば、どちらでもより音質に優れた録音ができるだろう。

 再生系もかなりこだわった作りで、DSD/リニアPCM対応の32bitD/Aコンバーターの搭載や、電源回路に大容量の平滑コンデンサーを採用した強力な電源供給能力を備えている。サイズは少々大きいが、内蔵メモリーやSDメモリースロットにPCから購入したDSD音源をコピーすれば、ポータブルプレーヤー的にも使える。

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