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ソニーが本気で参入してきたハイレゾオーディオの世界! 第2回

ハイレゾ対応ウォークマン発表!その実力を最速でチェック!

2013年09月25日 13時10分更新

文● 鳥居一豊

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「ポタアン内蔵」と言えるほどの
オーバースペックモデル「NW-ZX1」

ウォークマン最上位機種となる「NW-ZX1」

ウォークマン最上位機種となる「NW-ZX1」

 音質にこだわる音楽好きのためのハイエンドモデルが「NW-ZX1」だ。基本的な機能などはF880シリーズとほぼ同じになるが、音質を徹底して追求した特別なモデルとなっている。

 内蔵メモリーが128GBと大容量化されているのも、情報量の多いハイレゾ再生のためにうれしい。

 見た目からして迫力は満点だ。ボディーはアルミ削りだしとなっており、裏面の下側が盛り上がった独特なフォルムとなっている。この盛り上がり部分はほぼオーディオ出力回路部分と考えていい。つまり、ポタアンも内蔵してしまったウォークマンと言えるのではないか!

 ヘッドフォンを接続する出力端子も、円筒形の真鍮削りだし部品で補強することで剛性を高め、不要な振動の影響を排除するなど、携帯プレーヤーでここまでやるのか!? と驚くような作りになっている。

底面のヘッドフォン接続端子

底面のヘッドフォン接続端子

大型コンデンサーなど独特のパーツ採用するため、底面部が盛り上がっている

大型コンデンサーなど独特のパーツ採用するため、底面部が盛り上がっている

アルミ削り出しのボディー。不要な振動を軽減する

アルミ削り出しのボディー。不要な振動を軽減する

ポータブルでは考えられないパーツを凝縮

 内部のオーディオ回路も徹底している。オーディオ回路専用のクロックを備え、高精度なD/A変換を追求。そして電源の強化。オーディオ回路の電源を強化するのは高音質化の重要なポイントだが、まずはバッテリーとの接続ケーブルを一新している。

 ケーブルはより太い電源線を使用し、抵抗を減らしている。また、電源回路には大型コンデンサー(OSコンデンサー)を採用。一般的な携帯プレーヤーに使うには大きすぎる(背が高すぎる)部品で、NW-ZX1の裏面下部が盛り上がっているのも、このOSコンデンサーを使っているためだ。

 このほかにも、出力段に使うLCフィルターにフィルムコンデンサーを使用するなど、まさにヘッドフォンアンプと変わらない作りなっているのだ。

 実はNW-ZX1はF880シリーズと比べていくつかスペックダウンしている部分もある。それは、デジタルNC(ノイズキャンセル)機能とFMラジオ機能が省略されていること。

 なぜか言えば、高音質にこだわったため。ノイズキャンセル回路のスイッチングノイズ低減や、FM感度をケアするとオーディオ回路への影響があるため、いさぎよく非搭載としているのだ。

 現在のところ、まだ音質を試せるモデルを借用できなかったため、音質レビューはできないが、十分に期待できる内容だ。F880の高解像度と、少々物足りなかった音の密度感や充実度がどこまで高められているかが楽しみなところだ。

 個人的には、最終的な音質次第とはいえ、携帯プレーヤー+ポタアンと呼べる内容を考えると、意外とF880シリーズとポタアンを組み合わせるならば、NW-ZX1だけのほうがよりも安価でしかもハンドリングも良いのではないかと考えている。このあたりも、購入を考える人にとっては気になるところだろう。

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