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最新ハイエンドオーディオ、本当のところ 第5回

LUXMANの4兄弟「L-590AX」「L-507uX」「L-550AX」「L-505uX」を比較試聴

最高のプリメインアンプを求め、LUXMANの試聴室を訪問した (8/8)

2013年09月30日 11時00分更新

文● 編集部

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自分の耳で聴いて選ぶ、それがオーディオの醍醐味

 Hi-Fiを標榜するメーカーにとって、音にメーカーや製品ごとの個性があると書くことは抵抗感があるかもしれない。彼らが追求するのはソースの情報を足し引きせずストレートに表現し、その魅力を伝えることだからだ。

 しかし実際に機器を使い、オーディオを楽しむユーザーの視点で見れば、方式や機種の違いで少しずつ差が出る音の変化を味わいたいという気持ちがあるのも事実。

 オーディオ製品は作り手もまた聴き手であり、実際の製品では試聴を繰り返しながら、何を重視し、理想にするかの選択があるに違いない。試聴したLUXMANの4製品はいずれも共通した理想を目指し、何度も検討を繰り返した上で市場に送り出された製品である。それは聴いてみれば分かる。その厳しい基準をクリアしながら、なおかつ製品ごとの個性があるというのは興味深いし、ユーザーに選ぶ楽しさを提供してくれる。

 最近では量販店などでも広いオーディオコーナーを持つ店舗が増えてきているので、機会があれば実際に試聴して自分にあった製品を見つけてほしい。ここに書いたような筆者の主観とは異なる視点で、機器の魅力に気づけるかもしれない。

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