スマホへの“おすそわけ給電”が可能なウォークマン
2型のディスプレーを搭載し、ビデオや写真の再生、FMラジオの受信も行なえる「NW-S」シリーズ。MP3(128kbps)なら約77時間の連続再生が可能なスタミナが特徴だ。
別売の「おすそわけ充電ケーブル」を使うことで、本機のWMポートからスマートフォンなどへの給電が可能。Xperia Zならば1時間で約20%の充電を行なうことができる。
音質については、S-Masterは非搭載ながら「ClearAudio+」という音質自動調整機能を新たに搭載。音楽ソースに合わせてクリアで臨場感のある音になるように自動調整する。
また、楽曲のテンポを抽出し、そのテンポを元に再生スピードのコントロールができる「ダンスモード」が新たに加わっている。気になる部分をリピート再生できるため、ダンスの練習で便利に使える。
さらに、可逆圧縮フォーマットである「FLAC」や「Apple Lossless」の再生にも対応。ギャップレス再生も可能となった。
このほか、デジタルノイズキャンセリングが利用可能で、「クリアフェーズ」や「DSEE」といった高音質機能も完備する。
NW-Sシリーズはメモリー容量8GBの「NW-S784」(予想実売価格1万5000円前後)、16GBの「NW-S784」(同1万8000円前後)、32GBの「NW-S784」(同2万1000円前後)の3ラインナップを用意。さらにオリジナルスピーカー付属の8GBモデル「NW-S784K」(同1万8000円前後)と16GBモデル「NW-S785K」(同2万1000円前後)も用意する。
小中学生向けのエントリーウォークマン
「NW-E083」(予想実売価格1万1000円前後)は、内蔵メモリー4Gのエントリークラスのウォークマンだが、2型ディスプレーの搭載やClearAudio+、ダンスモード、デジタルノイズキャンセリング、クリアフェーズといった機能はSシリーズと同等。
異なるのはバッテリーライフが35時間でおすそわけ給電ができない点や、Bluetooth非搭載、ビデオ再生ができない、Mac OSには非対応といった点だ。
本機もオリジナルスピーカー付属モデル「NW-E083K」(予想実売価格1万4000円前後)を用意する。
語学学習専用スピーカーも登場
SシリーズとEシリーズ用に、語学学習に特化したスピーカー「RDP-NWL100」(予想実売価格6000円前後)も登場する。再生や早送り、巻き戻しはもちろん、再生速度の調整や部分リピート再生が本体の大きなボタンで操作でき、語学学習がしやすくなっている。
また、本体にはイヤフォンジャックが付いているので、スピーカーではなくヘッドフォンで聞くこともできる。