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「RJ.5」小型コネクタ採用の「SwitchBlade x8100/908/900」用ラインカード

7Uに400ポート!アライドテレシスがコアスイッチを高密度化

2013年09月19日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 アライドテレシスは9月18日、コアスイッチ「SwitchBlade x8100」「同 x908/x900」各シリーズ向けの、新しいラインカード/拡張モジュールを発表した。いずれも「RJ point five(RJ.5)」と呼ばれる新形状の小型コネクタを採用し、筐体あたりのポート密度を大幅に向上させている。

 SwitchBlade x8100シリーズは、7Uサイズ/12スロット(うちラインカード用は10スロット)のコアスイッチで、800Gbpsのバックプレーン容量を持つ(関連記事)。今回発売されたx8100用のラインカード「AT-SBx81GT40」は、小型のRJ.5コネクタを採用することで10/100/1000BASE-Tポートを40ポート搭載している。これにより、シャーシ1台あたり、最大400ポートのノンブロッキングGbEが高密度実装できるようになった。AT-SBx81GT40の価格は98万円(税別)で、9月26日から出荷開始予定。

一般的なRJ45コネクタ採用のラインカード(AT-SBx81GT24、既存製品)とRJ.5コネクタ採用のAT-SBx81GT40との比較図。24ポートから40ポートへとポート密度が大幅に向上している

RJ.5コネクタでは、各ポートの状況を示すLEDがケーブルコネクタ側に付いている

 同様に、モジュラースイッチの「SwitchBlade x908」および「同 x900」においても、RJ.5コネクタを採用した新しい拡張モジュール「AT-XEM-24T」が発売された。AT-XEM-24Tは10/100/1000BASE-Tポートを24ポート搭載している。価格は69万8000円(税別)で、9月26日から出荷開始予定。

 なお、アライドテレシスではこれらの新製品に合わせて、RJ.5/RJ45変換ケーブル(RJ.5オス-RJ45オス、RJ.5オス-RJ45メス)も発売している。長さはいずれも1メートルと3メートル。

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