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徹底特集 「iPhone 5s」&「iOS 7」を全力チェック! 第16回

ファッション性でiPhone 5cか、将来性でiPhone 5sか、あなたの個性をビビッドに表す2つの新型iPhone

2013年09月18日 10時01分更新

文● 林信行

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プラスチックとは信じられない「iPhone 5c」の頑丈さと質感

 どちらも高品質という点ではぬかりがない。iPhone 5cの背面がプラスチック素材と聞いて安っぽいものを想像する人もいるかもしれない。

 確かにiPhone以外のほとんどのスマートフォンはプラスチック素材だ。こうした他社のプラスチック製スマートフォンの特徴は、しばらく使っていると取れかかってしまう蓋や、パコパコと安っぽい押し心地のボタンなどで、触るとコツッという軽い音がしたり、強く握るとたわんでそのまま折れ曲がってしまいそうな不安感を漂わせている。

 だが、iPhone 5cは同じプラスチック素材でも、製造工程の工夫をこらしたことで、まったく感じが異なる。

「iPhone 5c」。手に持つと、プラスチック素材とは信じられないほどの質感があり、驚かされる

 そもそも手に持ってみると、あまりの頑丈さに、プラスチックではなく何か別の素材ではないかと疑う人も多いだろう。この頑丈さを実現しているのは、プラスチックのすぐ内側を覆うようにアンテナとしての役割も備えた金属の補強パーツが貼り付けられているためだ。

 また、音量ボタンなどの穴は、最初からプラスチックの型に穴を用意しておけばいいはずなのに、わざわざ精密な電動ドリルをつかって穴を開けている。このほとんど隙間を見せない引き締まったボタンの噛み合わせなども、iPhone 5cがプラスチック製に見えない要因のひとつだろう。

左側面。音量ボタンなどの穴は、わざわざ精密な電動ドリルをつかって穴を開けている

右側面

天面

底面

 それでいて、色彩が放つ鮮烈さは明らかにプラスチック。触感に関しては金属やガラスの肌触りの良さ、プラスチックの肌触りの良さがあると思うが、iPhone 5cではエッジを感じさせないように丸みをつけた形状ながらも、かつてのiPhone 3Gや3GSと違って、ある程度の直線をしっかり保った側面を備えており、これを手の腹の部分に載せた感触がなんとも心地よい。

エッジを感じさせないように丸みをつけた形状ながら、ある程度の直線をしっかり保った側面を備えている

 そんなiPhone 5cを眺めていると、最初からこういう形で世の中に存在したんじゃないかと疑ってしまうくらい、継ぎ目がなく完成された形となっている。

「ポップ」さをより楽しめる、6色の「iPhone 5s Case」

 この素晴らしく考え抜かれたデザインの本体に5色のバリエーションで用意されているのもiPhone 5cの強い魅力だが、アップルはそこで止めず、さらにこの本体の魅力をさらに引き立てる純正ケース「iPhone 5s Case」も開発した。

6色の「iPhone 5s Case」

 iPhone 5cに、隙間がなくかなりピッタリとフィットするケースで(外すのがかなり大変)、背面の下側2/3に5列×7行の大きめな穴を用意することで、ケースを着けた状態でも本体色を楽しめるようにしている。

背面の下側2/3に5列×7行の大きめな穴を用意することで、ケースを着けた状態でも本体色を楽しめる

 このケースに6色のバリエーションが用意されているので、ケースを着けていない場合1パターンと6色のケースを着けた場合の6パターンの合計7パターンに、5色の本体色を掛け合わせると、純正品だけで5×7=35通りの色の組み合わせのバリエーションが楽しめるというのは、なんとも画期的なアイディアだ。

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