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ハイレゾ対応ポタアンも! ソニーがヘッドフォン16製品を一斉発売

2013年09月05日 10時10分更新

文● ASCII.jp編集部

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BAとダイナミック型を両方搭載した
インイヤー型「XBA」新モデル

 これまでBA(バランスドアーマチュア)ドライバーのみを採用してきた「XBA」シリーズだが、この秋の新製品はBAドライバーとダイナミック型ドライバーを両方搭載するモデルを用意。

 BAドライバーと9mmのダイナミック型ドライバーを内蔵する「XBA-H1」(予想実売価格1万6000円前後)、同じくBAドライバーと13.5mmのダイナミック型ドライバーを内蔵する「XBA-H2」(同2万6000円前後)、BAドライバーを2つと16mmのダイナミック型ドライバーを内蔵する「XBA-H3」(同3万7000円前後)の3製品を発売する。

「XBA-H3」とそのドライバー配置図

 XBA-H3の片方のBAドライバーはツィーターで、振動板にアルミ合金を採用。高い周波数帯の再生を可能にした。また、ダイナミック型ドライバーも液晶ポリマーフィルム振動板を採用することで、解像感の高い音質を実現している。

 本体は耳かけ式となっており、耳が当たる部分に「テクノロート」と呼ばれる形状記憶樹脂を採用しつつ、表面にはシリコン素材を採用。耳の形状に合わせて自由に形を変えられ、肌触りもいい。

「XBA-H2」とドライバー配置図

「XBA-H1」とドライバー配置図

 XBA-H2もダイナミック型ドライバーに液晶ポリマーフィルム振動板を採用するほか、XBA-H3とXBA-H2はケーブルが脱着式となっており、スマートフォンの操作や通話が可能なマイク付きリモコンケーブルに付け替えが可能だ。

大人気のポータブルヘッドフォンアンプ
後継機種はハイレゾ再生に対応!

大人気のソニー製ポタアンに後継機種が登場!

大人気のソニー製ポタアンに後継機種が登場!

 昨年10月の発売以来、金額ベースで首位をキープし続けているというポータブルヘッドフォンアンプ「PHA-1」。その後継機種「PHA-2」(予想実売価格5万5000円前後)は、ついに192kHz/24bitのPCM音源再生に対応。さらにDSD(5.6MHz/2.8MHz)の再生にも対応する。

上部にヘッドフォン出力端子やボリュームつまみなどを装備する

上部にヘッドフォン出力端子やボリュームつまみなどを装備する

基板は案外すっきりしている

基板は案外すっきりしている

 DACにはTIの「PCM1795」を採用。本体にクロックジェネレーターを内蔵することでDACに高精度なクロックを供給し、D/A変換における時間軸精度を高めている。

「Hi-Res Audio Player」

「Hi-Res Audio Player」のメイン画面

 同社はWindows PC用にハイレゾ音源やDSDの再生が行なえるソフト「Hi-Res Audio Player」を無償でダウンロード提供する。なお、このソフトのダウンロード自体は誰でも行なえる予定だが、PHA-2が接続されていないと動作しない。また、Windowsでハイレゾ再生を行なうには別途、同社が提供するドライバーのインストールが必要となる。

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