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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第54回

3000mAhオーバーのスタミナ最強ハイスペックスマホの速度は?

2013年09月02日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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文字入力テストは
AQUOS PHONE Xxが50秒切り!

 つづいて、文字入力テストも片手操作でテストを行う。Gmailの新規作成画面を使い、文面はいつものように以下を入力する。

「お世話になっております。ライターの小林です。明日の13時にASCII.jpの件、よろしくお願いいたします。」

 予測変換は使わず、全文をフリック入力する。なおARROWS NXは文字入力時に「手書き入力」を併用できるが、これはオフにした。歴代1位はOptimus it L-05Eの43秒74。2位はXperia A、3位にAQUOS PHONE siと比較的コンパクトサイズのスマホが多い。今回のスマホは明らかに大型だが……。

ARROWS NX

AQUOS PHONE SERIE

AQUOS PHONE Xx

  ARROWS NX AQUOS PHONE SERIE AQUOS PHONE Xx
入力プログラム NX!input 7.0+ATOK 1.1.1 iWnn IME-SH edition iWnn IME-SH edition
最速タイム 53秒08 1分0秒88 49秒83
平均タイム 1分2秒00 1分5秒45 54秒04

 結果、AQUOS PHONE Xxが49秒83。これは歴代6位。5型以上のスマホでは歴代トップの成績だ。平均値も54秒台と文字入力がスピーディーなことが分かる。体感的にもかなり早く入力していて気持ち良かった。AQUOS PHONE SERIEとの違いは持ちやすさ。形はそれほど違わないのだが、Xxのほうが手にフィットしやすい感じだ。側面の段差があまり無いせいだろうか。また日本語入力プログラム自体はSERIEと同じだが、キーボードが少しだけ大きいのもプラスだろう。

 弱点は3機種とも共通していて、右利きの筆者にとって左隅の文字種の切り替えボタンや変換候補を押すのが大変、という点。ただしそのなかでもAQUOS PHONE Xxが一番押しやすかった。

 2位はARROWS NXの53秒08。これも5.2型とは思えぬタイムで、歴代12位だ。ただし平均タイムと比べ9秒ほどの差がある。これは幅と厚み、重さがやや負担になったため。他の2機種より若干指が端に届きにくく、それで余計に疲れる。ただし誤入力は少なく、反応も悪くない。手の大きい人は気にならないだろう。

 3位は意外と差がついたAQUOS PHONE SERIE。最短でも1分を切ることができなかった。AQUOS PHONE Xxと比べサイズは小さいため、むしろ有利かと思われたのだが。けっして誤入力が多いわけでも無く、気になったのは持ったときの側面の段差くらい。そのせいで持ち方が微妙に変わったかもしれない。

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