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今買うべき27型WQHD液晶ディスプレー比較 第3回

8万円前後の高級27型WQHD液晶ディスプレーの魅力を探る

2013年08月30日 17時00分更新

文● 石井 英男

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フレームレスパネル採用の美しい外観が魅力
IODATA「LCD-MF272CGBR」

 IODATAの「LCD-MF272CGBR」は、AH-IPS液晶パネルを採用している。視野角は上下左右178度と広く、輝度も440cd/m2と非常に高い。ネイティブコントラストは1000:1で、動的コントラスト拡張機能は搭載していない。オーバードライブ機能は搭載しており、応答速度は6.5ms(GtG)と比較的高速なので、ゲームや動画再生にも向いている。

LCD-MF272CGBRの背面。スタンドのデザインも美しい

 LCD-MF272CGBRは、このクラスの液晶ディスプレーとしては珍しく、光沢(グレア)タイプのパネルを採用していることが特徴だ。液晶部分とその周りの額縁部分が1枚の光沢パネルで覆われたフレームレスパネルを採用して、段差がなく1枚のガラスのようなフラットなボディを実現している。

 まるでタブレットを大きくしたような外観は、非常に美しい。光沢タイプなので、外光の映り込みが気になるところだが、ノングレアタイプに比べれば確かに映り込むものの、それほど見づらいとは感じなかった。

上方向へのチルトは最大25度

下方向へのチルトは最大5度

 スタンドのデザインも美しいが、機能的にはシンプルで、左右へのスイーベルや高さ調整機能は備えておらず、上下のチルトのみ対応している。

液晶上部中央にウェブカメラ用と思われる穴が見えるが、本製品にウェブカメラは実装されていない

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