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前田知洋の“タネも仕掛けもあるデザインハック” 第24回

Facebookの新インサイト、テレビとSNSの関係を見る

2013年09月07日 09時00分更新

文● 前田知洋

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ユーザーの性別

 ディナーショーなどをすると、参加してくれるのは半数以上が女性なのですが、Facebookでは男性が71%。そういえば、プライベートな友人は男性ばっかりです(笑)。

グレーの部分がFBの全体の割合。18-24歳の女性層が少ない反面、35-44歳の男性は割合の2倍のユーザーがリーチしてくれている

当日のリーチ(アクセス)の増加

 「投稿のリーチ」からもわかるように7月24日の21時すぎからがTV出演。普段は3千人台ですが、その前後は1万人を超えるリーチがあります。「リーチ」というのはFacebook特有の表現で、僕の投稿を見たユーザーの数です。興味深いのは、3日ほど前から階段状に上がっていることです。これは、番組の告知や情報などを21日から投稿していたことが理由と推測しています。

薄いオレンジ色が「オーガニック」と呼ばれる、有料の広告を使わないで集めたユーザーの数。有料広告は未経験です

テレビ出演後は「いいね!」が普段より多めにもらえるように…

 「投稿のリーチ」をご覧になるとわかる通り、放映時にはド~ンと1万人台に伸びたアクセスも数日で3千人台にもどってしまいます。これは、せっかく集まったユーザーを引き止められなかった筆者の力不足です。しかし、悲しいことばかりではありません。インサイトの「いいね!、コメント、シェア」を見ると、次の日から普段通りの投稿をしても「いいね!」をもらう割合が増えているのがわかります。TV出演前は、1日の「いいね!」の平均が150ほどだったのが、平常運転な投稿でも300いいね!を超えることが多くなりました。

1日の「いいね!」の平均が150ほどだったのが、平常運転な投稿でも300いいね!を超えることが多くなった

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