こだわりの周辺機器を探すべくサンコーレアモノショップへ
最後に訪れたのは「サンコーレアモノショップ」。ユニークなアイテムを数多く取り扱う秋葉原の名物店だ。おもしろそうなグッズがさっそく見つかった。ひとつめは、小型キーボードを搭載しリモコンのようにも使えるワイヤレスマウス、その名も「キーボード搭載空中マウス」。空中にかざすだけでポイントすることができ、幅128×奥行き57×高さ13mmの小さなボディーには各種ファンクションキーの付いたQwertyキーボードが詰め込まれている。ソファに座ったまま、片手だけであらゆる操作ができるというリビングに最適な逸品。
もうひとつは「フリック指マウス」。こちらも、本体を指にはめた状態で動かし、マウスカーソルを動かせる製品だ。当然クリックもできる。別途にキーボードが必要だが、マウスのみならこちらのほうが快適そうである。
「その場から一歩も動くことなく、ダラダラと操作できることを目指して作りました」(同店の佐々木氏)。この他に、USBで接続する冷却グッズが良いのではないかとのこと。
NUCのケースは気密性が高いので、負荷の高い処理を行なわせると本体の温度がかなり上昇してしまう。それなりに役には立ちそうなのだが、NUCに合ったデザインではないのがなんとも残念。そう伝えたところ「おもしろそうなアイデアがあれば、どんどん製品化しますので、なんでもご提案ください!」(同氏)とのことだった。
その限界はいまだに未知数 超小型PCの未来に期待!
以上、ここまで3回にわたってNUCの魅力をお伝えしてきたが、いかがだっただろうか。今回の特集を読んでリビングパソコンに興味がわいた方は、お気軽にNUCマシンの自作に挑戦してみてほしい。そうでない人でも、超小型パソコンというカテゴリが存在することは、ぜひとも記憶にとどめておいてもらいたい。CPUやストレージの性能が向上をつづける中、超小型PCでできることは、今後も増えていくことは確実。こうしたモデルが必要になる日が、遠からず訪れるかもしれないのだから。
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