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プリンストンのデジギア道 第17回

業界初の静電発生機構搭載したスタイラスペン

直径4mmの極細ペン先でスラスラ書ける「PSA-TPA1」

2013年08月29日 11時00分更新

文● 真島 颯一郎

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文字を書くだけが芸じゃない! ゲームだってスーイスイ

 これだけスラスラ書ける「PSA-TPA1」だが、これだけ操作性がよければ“文字やイラストを書く以外にも使えそう”と思って閃いたのがゲームアプリだ。素早くかつ的確に画面をタップする必要性のあるだけに、ペン先の細さ、静電発生機構による反応の良さは、相性は良いはず。いままで、苦しんできたシーンも本製品で、楽々クリアというわけだ。

 さっそく、シューティングゲームをダウンロードしてみる。滑らかな動きと正確さが求められるジャンルであるからうってつけだ。「PSA-TPA1」を握りしめゲームスタートする。 これは良い! 弾と弾のきわどい隙間を紙一重でよけていく。思わず自分の腕前に惚れぼれしてしまったのだが……腕が上がったのではなく「PSA-TPA1」の性能によるものであるのは言うまでもない。

シューティングゲーム「DODONPACHI MAXIMUM」で本製品の実力をテスト。自分の手で画面を遮ることがなく、スイスイと敵の弾を避けられる (C)2012 CAVE Interactive CO., LTD.

名物でもあるボスの弾幕を華麗にかわす。ペンで操作するとラクチン (C)2012 CAVE Interactive CO., LTD.

 よし、次はアクションゲームに挑戦だ。行く先々で現れた敵を倒すのだが、画面上部に表示されるアイコンを瞬時にタップしたりスラッシュしたりという操作が要求される。チュートリアルのオープニングを終え、戦闘開始。光ったアイコンをタイミングよくタップ&スラッシュして敵を撃破する。とっさに反応にも十分対応してくれる。ほかに、釣りゲームも試してみたが「PSA-TPA1」の良さが遺憾なく発揮された。動作チェックという本来の目的を忘れて、ゲームに熱中する。ゲームに没頭できるのも、本製品の性能があってこそなのだ(笑)。

アクションゲームは「すばらしきこのせかい LIVE Remix」をプレイ。画面上部にあるアイコンをすばやくタップ (C)SQUARE ENIX CO., LTD. / GREE, Inc.

ついでに「釣り★スタ」も試してみる。本製品なら、画面をスケーリングで拡大しなくても、正確にポイントをタップできる (C)GREE, Inc.

 さて、快適に使える「PSA-TPA1」だが、最後にちょっと気になったポイントもある。電源が単6電池という点だ。本体に内蔵できるサイズということで採用されていると思うのだが、この電池、置いている店が少ない。コンビニなどでは置いていない可能性も高い。新モデルが発売された時は、ぜひ充電式のタイプを採用して欲しいところだ。

 とはいえ、文字やイラストがスラスラと書け、スタイラスペンとしての書き味は折り紙つきだ。“従来のスタイラスペンに満足できない!”というユーザーは、ぜひこの滑らかな書き心地を体験して欲しい。

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