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プリンストンのデジギア道 第17回

業界初の静電発生機構搭載したスタイラスペン

直径4mmの極細ペン先でスラスラ書ける「PSA-TPA1」

2013年08月29日 11時00分更新

文● 真島 颯一郎

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直径4㎜のスリムヘッドは視界良好!

 さて、実際の書き心地はどうだろうか。今回はiPad miniで「PSA-TPA1」を試用してみる。なお、アプリには使い心地を比べるために以前「Jot Touch 4」のレビューで使用した「Zen Brush」を利用した。

 ペン上部のキャップを外して、付属の単6アルカリ乾電池を装填。ペン本体の側面についているスイッチを押すとLEDが点灯した。これで準備は完了だ。iPad miniのパネルにタッチし、画面上にペン先を走らせてみる。すると、確かに力を入れなくてもキレイに書ける。予想以上の滑らかさだ。小生は元々筆圧が強い方なので書くときに無駄に力がかかってしまうのだが「PSA-TPA1」は無理に力をかけなくてもスイスイ書くことができる。しかも乾電池込みで約17gの超軽量だから手首にもタブレットにもやさしい仕様なのだ。じつに快適だ。

付属されている単6アルカリ乾電池を本体にセットする。乾電池を含めても約17gと軽量

本体の中央にあるボタンで、電源のオン/オフを切り替える。オンにするとLEDの赤いランプが点灯

 静電発生機構が効いているのはもちろんだが、それ以上に快適度をアップさせているのが細いペン先だ。従来からあったペン先の太いスタイラスペンもアプリの設定を変えれば細い線も書くことはできたが、太いペン先からひょろひょろした線が出てくるのはなんだかスッキリしない。触れている場所がハッキリしないため、どこに線が描かれるのかわかりにくいのだ。

 一方、この「PSA-TPA1」では、そんなわずらわしい気分になることはない。図を描くときも線と線がどこで交わるか一目瞭然で“だいたいこの辺かな?”なんてことを考える必要もなく、書くことに集中できるのだ。

図形を描いていても、ラインを元の場所へピッタリと重ねることが可能。思い通りの場所にラインを引ける

 走り書きのように乱雑に描いても、線が途切れることもなく、とっさのメモなどには非常に有効だろう。ごく稀にペン先を極端に傾けると反応しないことがあったが、普通に書いている分には問題ないだろう。

気分に任せて文字を殴り書き。サラサラと書ける書き味が本製品の特徴だ

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