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モバイル広告主、スマホは増加・フィーチャーフォン減少

2013年08月16日 01時36分更新

記事提供:通販通信

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 インターネット調査を手がけるビデオリサーチインタラクティブが8月15日に発表した「モバイル広告(スマートフォン広告/フィーチャーフォン広告)の出稿動向」によると、スマートフォン広告の広告主の裾野は拡大している一方、フィーチャーフォン広告の広告主数は減少していることがわかった。

 スマートフォン広告の出稿広告主数は、調査開始(2011年5月度)当初は200社に満たなかったが、12年4月度以降は300社前後で安定して推移している。13年上期(1-6月度)の累積広告主数(716社)のうち、約4割がそれ以前には出稿していない新規の広告主であり、裾野が拡大していることがわかる。一方、フィーチャーフォン広告(ピクチャー広告)の出稿広告主数は、11年5月度で500社だったが、12年5月度で343社、13年5月度で209社と、減少傾向が顕著となっている。12年11月度以降はスマートフォン広告の広告主数が上回っている。

 業種別シェアをみると、13年6月度のスマートフォン広告の出稿広告主は、「IT業種」が最も多く30%を占めているが、前年同月に比べると10ポイント低下している。逆に「製造業」「専門店(小売)」などの業種はシェアを伸ばしており、このことからも広告主が業界の内から外へと拡がっていることが読み取れる。

 今回の調査は、同社独自基準に基づいて収集したスマートフォン広告のDBサービス「SmartPhone Ads Report」、及びフィーチャーフォン広告の統計データサービス「Mobile Ads Report」によるもの。主要なアプリ/スマートフォン専用サイトより選定した計173の広告スペースを対象としている。

 ■「モバイル広告(スマートフォン広告/フィーチャーフォン広告)の出稿動向」詳細
( http://www.videoi.co.jp/release/20130815.html )

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