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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第52回

片手で使いやすいコンパクトスマホだが、スタミナは十分なのか?

2013年08月12日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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ワンセグの連続視聴は
AQUOS PHONE siがきっちり勝利

 まずはワンセグによるチェック。3機種中2機種は外部アンテナが必要なスマホだ。ホイップ式でアンテナが伸びるのはOptimus itのみ。ここでは視聴感度と視聴時間をチェックする。

Optimus it以外の2機種はワンセグ視聴には外付けアンテナが必要

 視聴感度ではワンセグが受信できない部屋に、ロジテックのホームアンテナ「LDT-ANT1BK」を設置し、半径約1.5mのワンセグエリアをつくり、スマートフォンを少しずつ離れさせて受信感度を見る。

室内にワンセグのエリアを作るロジテック「LDT-ANT1BK」

 視聴時間は横画面でNHK総合の視聴、画面の明るさは自動センサーに任せ、音量を中くらい(イヤホン接続)、Wi-Fi接続、GPSオンなどに設定を合わせ、視聴が途切れるまでの時間をチェックする。バッテリーの消費経過はアプリの「Battery Mix」で見ている。

 その結果が以下の通りだ。

  AQUOS PHONE si Optimus it DIGNO R
アンテナ形状 外付け ホイップ式 外付け
視聴感度 2.5m 2m 2m
公式スペック 8時間30分 4時間40分 5時間30分
連続視聴時間 8時間50分
+残量10%
4時間15分
+残量13%
5時間50分
+残量5%
バッテリー容量 2100mAh 2100mAh 1800mAh

 歴代機種でもAQUOS PHONEシリーズの成績が抜群に良かったが、今回も視聴感度、視聴時間ともにAQUOS PHONE siが圧勝した。同じバッテリー容量でもOptimus itに倍以上の差をつけた。

ワンセグの視聴時間では常に強さを発揮するAQUOS PHONE si

 続いてはDIGNO R。バッテリー容量が1800mAhと最近の機種では相当小型だが、連続視聴時間はそこそこ頑張っていて、歴代機種と比べても標準的という位置付け。Optimus itは残量が結構残っているところでワンセグが終了しており、時間もいまいち。電話やアプリを使う時間が、ある程度残っていたほうが安心なので仕方ないのかもしれない。

YouTubeの2時間連続視聴
いまひとつの結果に終わる

 続いてYouTubeの2時間連続視聴に移る。満充電状態でYouTubeの動画を再生し、2時間後のバッテリー残量を見る。ワンセグのテストと同じく、画面の明るさや音量の設定はそのまま。ただしWi-FiではなくLTE(4G)への接続だ。テスト環境では、AQUOS PHONE siはLTEのアンテナが4本中2本、Optimus itは4本中3本、DIGNO Rは4本中4本立つ状態だった。

  AQUOS PHONE si Optimus it DIGNO R
2時間視聴後の
バッテリー残量
66% 51% 63%

 結果はAQUOS PHONE siの勝利。残量は66%。わずかな差で2位がDIGNO R。こちらは残量63%。Optimus itは残量51%でかなり消費してしまった。3機種の順位自体はワンセグと変わらず、AQUOS PHONE siがスタミナで有利だと言えるだろう。

 ただしこれまでの歴代機種と比べると3機種とも成績は悪い。最近の機種では半分以上が残量70%以上なのだ。画面の点灯しっぱなし、通信をし続けるとなると各種省エネ機能はあまり役に立たないのかもしれないが、コンパクトスマホはやはりバッテリー持ちはやや厳しそうだ。

 もっとも省エネ機能や使い方次第ではバッテリーは持つはず。各機種の独自機能チェックでは、3機種の省エネ機能も含めてチェックしていこう。

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