セルシスが8月7日、ペイントソフト「CLIP STUDIO PAINT」の最新バージョンを公開した。
Ver.1.2.6先行プレビュー版として公開した機能を正式リリースした。本バージョンではWindows 8のタッチ操作に最適化されたインターフェースが追加された。筆圧ペンを利き手に持ち、もう片方の手でキャンバスやパレットを操りながら、紙のように液晶画面にイメージを描きこんでゆくことができるという。
また、3Dモデル機能にマンガ的なパースを表現できる「マンガパース」機能も新たに搭載。マンガ的なパースは、パンチを繰り出す手など体の一部を誇張して描き、マンガやイラストで迫力や臨場感を表すためによく用いられる表現技法のひとつだ。この機能は東京大学研究室と日立製作所の協力のもとで開発された。
タブレット対応、マンガパース機能は共にCLIP STUDIO PAINTをVer.1.2.7にアップデートすることで利用できるようになる。CLIP STUDIO PAINTのユーザーであれば、無償でアップデートが可能だ。