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デザインも使い勝手も最高クラス!「XPS 13 Ultrabook」ロードテスト 第9回

最高画質でのプレーは少々厳しいが、、、、

いよいよ登場のFF14&ドラクエ10の快適さをXPS 13で徹底チェック (4/4)

2013年08月20日 08時00分更新

文● 高橋量

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FF14は設定しだいで快適にプレー可能

 続いて、FF14のベンチマーク結果をご覧いただこう。利用したソフトは8月頭に公開されたばかりの「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編(以下、FF14ベンチ)」だ。ほかに「ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク」や「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編」といったベンチマークもあるが、今回は最新版のみでテストを行なっている。

 ちなみにプレーに必要なスペックは以下の通りだ。グラフィックの「NVIDIA GeForce 8800」シリーズは7年前、「ATI Radeon HD 4770」は4年前に発売されたGPUであるため、XPS 13のIntel HD Graphics 4000でもまったく問題ないと予想される。

FF14の必要スペック
OSWindows Vista/7/8
CPUIntel Core 2 Duo(3.0GHz)以上
メモリ2GB(64bit版は4GBを推奨)
ストレージ空き容量20GB以上
グラフィックNVIDIA GeForce 8800、ATI Radeon HD 4770
DirectXDirectX9.0c以上
解像度1280×720

 FF14ベンチでもテスト時のグラフィック設定が用意されている。アンチエイリアスや影の表現などを細かく設定できるが、今回はプリセットから「標準品質(ノート)」と「高品質(ノート)」、「最高品質」のみを利用した。解像度は「1920×1080ドット」と「1280×720」の2種類を選び、すべてウィンドウモードで実行している。

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」のメイン画面

プリセットを使った簡易設定から、画面効果やテクスチャー品質などの詳細設定も用意されている

FF14ベンチのテスト結果
 標準品質(ノート)高品質(ノート)最高品質
1280×720ドット2756(やや快適)1773(設定変更を推奨)1280(設定変更が必要)
1920×1080ドット1492(設定変更が必要)904(動作困難)583(動作困難)

1280×720ドット、標準画質でのベンチマーク結果

 標準では「高品質(ノートPC)」-「1280×720ドット」で設定されているが、この組み合わせではスコアが「1773」の「設定変更を推奨」となっており、とりあえずはプレーできるレベルといったところだ。ベンチマーク中のデモ画面を見ているとエフェクトが多用される場面やキャラが多く出現するシーンでは多少カクカクしていたので、状況によっては処理が重くなると考えられる。XPS 13でプレーするなら、やや画質は劣るが「標準品質(ノートPC)」の1280×720ドットでプレーするのがよいだろう。

 画質が劣るといっても、パッと見ただけでわかるのはアンチエイリアスと影の処理程度だ。標準画質でも十分美しいので、ライトユーザーなら気にすることなくプレーできるはず。むしろ画面が明るいので標準画質のほうが好みだという人もいるかもしれない。

グラフィック設定プリセットが「標準品質(ノートPC)」の場合の画面

グラフィック設定プリセットが「最高品質」の場合の画面

 ちなみに前バージョンである4のベンチマーク結果をご覧いただこう。利用したソフトは8月頭に公開されたばかりの「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編」では、1280×720ドットの標準画質設定で「2371(普通)」という結果だったので、新バージョンでは多少処理が軽くなっているものと思われる。

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編」でのベンチマーク結果

 余談だが、FF14ベンチにはキャラクタークリエイト機能が用意されている。キャラの外観にこだわりたい人は、サービス開始までに好みの組み合わせを決めておくとよいだろう。作成したキャラデータは、製品版でも利用可能だ。

種族や体型、顔のパーツなどを自由にカスタマイズ可能。作成したキャラデータを保存しておけば製品版で利用できる

XPS 13で最新オンラインゲームをプレーしよう!

 最高画質でのプレーは少々厳しいが、画質を調整すればXPS 13でも最新のオンラインゲームを楽しめる。仕事の合い間の息抜きとしてプレーするには十分だろう。あくまでもビジネス用途メインで、でもたまにはゲームで遊びたいという人に、XPS 13はピッタリのUltrabookであるといえる。



デル株式会社

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