マウスコンピューター「MASTERPIECE a1500BA1」

CPUは5GHzのFX-9590! 最強AMDゲーミングPCの凄さを探る

文●林 佑樹

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スペックに見合う結果
Radeon HD 8990は対応アプリケーション次第

 MASTERPIECE a1500BA1のパフォーマンスを、ゲーミング系ベンチマークを中心にチェックしていこう。 チェックしたものは、3DMark Professional Edition、ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編、バイオハザード6ベンチマーク、ファンタシースターオンライン2キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0、Dragon Quest X ベンチマーク。このほか、PCMARK 7、CHINEBENCH 11.5も計測した。

デバイスマネージャーから見たところ。論理8コアが素敵

CPU-Zでチェックしたところ。アイドル時は1.4GHzにまでダウン。逆に高負荷時は4.7~5.0GHz間になる。また最大TDPは表示上で219W


 

3DMark Professional EditionのFire Strikeの結果。上がNormal、下がExtreme。上手くドライバが動作していないのか、スコアとしては十分高いのだが、期待ほどは出ず。ドライバ更新後にまたチェックしたいところだ

ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編の結果。最高設定にした状態でフルスクリーン1920×1080ドット、ウィンドウモードで1280×720ドットを計測。AMD側から同ベンチマークに対応したグラフィックスドライバが公開されていなかったため、あまりスコアは伸びなかったのだが、それでも余裕をもって遊べるスコアである

バイオハザード6ベンチマーク。これも当然のようにとても快適に遊べる結果になっている。平均110fps前後だったが、1セクション目のゾンビわらわらでは、24fpsにまで低下。あのシーンはまずフレームレートが落ちてしまうところだが、20fpsを切らないのはさすが

ファンタシースターオンライン2キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0。設定はフルクリーン1920×1080ドットで設定5。結果としてはいいスコアである。また実プレイでは、フレームレートを60fps以上にしても、まず60fpsを下回ることはなかった。なおPSEバースト時はクライアント側の問題か、どうしてもフレームレートが下がりやすいので(フォトンブラスト発動時がとくに)アップデート待ちだ

Windows版ドラゴンクエストXのベンチマーク。これも快適に遊べすぎるスコアになった。ベンチマーク終盤の全員集合のパートでは、さすがに29fpsにまで落ち込んだが、そこ以外は60fpsをキープ

PCMARK 7。ゲーミングPC=ハイスペックPCなので当然なのだが、ゲーミング以外の用途でも優れたパフォーマンスを発揮してくれる結果になった


 

CHINEBENCH 11.5の結果。OpenGLの結果がとてもすばらしいものになった。3Dグラフィックスで遊びたいという場合もOKである。またCPUはサーバー向けの6コアプロセッサー「Opteron 2435」に近いスコアを出した

(次ページ、「価格は高いのだが長く使うなら視野に入れてよし」に続く)