このページの本文へ

徹底研究!! 8.1型タブレット「Iconia W3-810」 第1回

世界初の8.1型Windows 8タブレット!!

Iconia W3の実力と超連携術を大検証!(前編)

2013年08月16日 13時00分更新

文● 真島 颯一郎

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

気になるマシンパワーは?

 さて、気になるのがIconia W3のマシンパワー。スペックをチェックすると、CPUはAtomの現行バージョンであるデュアルコアCPUである“Atom Z2760(1.50GHz)”を搭載し、メモリーは2GB積んでいる。

 マシンの性能を確認するため「Windows エクスペリエンス インデックス」、そしてパソコンの総合ベンチマークソフト「PCMark7」も試してみたところ以下のとおりの結果となった。パワフルとは言い難いものの、タブレットPCとしては、まあそれなりといったところだろう。実際の使ってみた印象では、グラフィックに大きな負荷がかかる本格的なゲームをするのはかなり厳しい感じだが、動画サイトの視聴程度ならストレスはまったくない。

「Windows エクスペリエンス インデックス」の結果

総合ベンチマークソフト「PCMark7」の結果

 いっぽうでストレージは64GB。初期状態で30GB前後占有してしまうことを考えると、少々心許ない。ただ、microSDカードスロットを搭載しているので、たとえば見たらスグ消すような動画など大容量のファイルは、microSDカードに入れておくといった使い方で、本体容量の空きは十分に確保ができそうだ。

本体側面のmicroSDカードスロット。最大32GBまでのmicroSD(microSDHC)カードに対応

 そしてモバイルギアということで、気になるのがバッテリーの持ち具合。カタログ値だと最長約8時間ということだったが、「BBench」を用いて「10秒ごとに10文字のキー入力」「輝度は最大」「動画をエンドレス再生」という、電力をかなり消費する状況での持ち時間を実測。駆動時間は、なんと約8時間18分をマーク。カタログ値とあまり変わらない結果となった。

 microUSBでの給電には対応していないIconia W3だが、これだけ使い倒しても8時間駆動するのであれば、バッテリー切れで困る場面はまずなさそうだ。

カテゴリートップへ

この連載の記事
ノートパソコン
デスクトップ
モニター

intel

詳しくはレビューをチェック