米ツイッターは8月3日(現地時間)、ユーザー利用規約を改訂し、攻撃的な行為の禁止を明文化した。
ウォールストリートジャーナルによると、英中央銀行のイングランド銀行が7月、10ポンド紙幣に女性作家ジェーン・オースティンの肖像の採用を発表した際、女性肖像の採用運動を行っていた女性活動家や、その関係者に対する脅迫文がツイッター上に書き込まれたことが今回の改訂の発端だという。
この件に関する批判を受け、ユーザー利用規約には、他者に対する脅迫行為や、攻撃的な発言を禁止するという項目が追加された。同社は「我々は、Twitterをユーザーの皆様にとって安全な場所にすることを約束する」と述べている。
なお、iOS向けアプリおよびモバイルWebアプリでは脅迫行為を受けたユーザーがツイート画面からすぐに被害を通報できる「通報ボタン」が追加された。同機能は、9月よりAndroid向けアプリおよび「Twitter.com」でも利用可能になるとのこと。
