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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第51回

コンパクトが魅力の夏スマホのカメラ機能を比較する

2013年08月05日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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実際に撮影をすると
AQUOS PHONE siが勝利

 ではいつものように人形などを実際に撮影してみる。初期設定のままなので、各機種オートやノーマルモードでの撮影だ。

AQUOS PHONE si

Optimus it

DIGNO R

 ここでリードとしたのはAQUOS PHONE si。少々明る過ぎるため、アヒルや背景のカーテンの色が薄く感じるものの、明らかに違うという印象もなく、3機種の画像を見比べたときにもっとも違和感が無かった。

 Optimus itの場合はカーテンやウサギの人形が緑っぽいのが残念。ちょっと汚く感じてしまう。DIGNO Rはパッと見ると濃く鮮明な写真で、一番キレイに見えたのだが、カーテンやウサギの人形を見ると、かなり赤っぽい。

 3機種とも人に写真を見せるのなら、ちょっと設定を変更して撮影をしたいところ。ではどんな機能やモードがあるのかもチェックしよう。

UI変更後も充実のカメラ機能
AQUOS PHONE si

 AQUOS PHONE siのカメラ機能は従来のシリーズとさほど変わらないが、もともと豊富な機能を揃えているので十分だろう。カメラのUIがこれまでのAQUOS PHONEからは変わっており、通常はシンプルな撮影画面だが、左上のアイコンをタップすると、設定アイコンが表示される。

普段はシンプルな撮影画面。左上のアイコンを押すことで設定が表示される

 撮影モードには「銀残し」「魚眼レンズ」「ミニチュア効果」「手鏡モード」など、エフェクト系の機能を中心に多彩に揃え、「振り向きシャッター」や「ペット検出」「HDR撮影」も用意している。インカメラでは撮影画面をタップするだけでシャッターを切れるのも便利だろう。

魚眼レンズなどエフェクト系の機能も抱負。HDR撮影なども用意されている

 画像編集では「フォトエディタ」と「画像編集」が選べる。どちらもAndroid標準の編集機能とは少々異なっており、「フォトエディタ」はより高度な画像編集機能を搭載する。たとえばRGBのカーブを調整して色の補正を行ったり、シャープネスや色彩、彩度の調整といった細かな調整が可能だ。

 「画像編集」は従来のAQUOS PHONEシリーズにもあったが、エフェクト寄りの楽しい加工を施せる。スタンプや手書きの文字を入れるのならこちらが便利だ。

編集系機能は強力で撮影した写真をいろいろと楽しむことができる

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