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100万色以上のフルカラーで細部までリアルに表現

A4のコピー用紙で3Dプリント! フルカラー3Dプリンター「Mcor IRIS」

2013年08月02日 19時03分更新

文● 柴谷理沙/ASCII.jp編集部

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紙を使用するフルカラー3Dプリンター「Mcor IRIS」。上部が3Dプリンター部。下部のスタンド内には、スライスデータを印刷する2Dインクジェットプリンターが収納されている

 原材料に紙を使用するアイルランドmcor technologies製のフルカラー3Dプリンター「Mcor IRIS」が、8月1日から日本でも入手可能になった。

 石膏を原材料とした3Dプリンターでは、最高で約39万色までしか再現できなかったところ、Mcor IRISでは100万色以上のフルカラー印刷が可能だという。また、樹脂を原材料とした3Dプリンターと比べて、ランニングコストは従来の約20分の1に抑えられる。造形したモデルは、市販コーティング剤での処理により、木材と同等の強度になるという。

100万色のフルカラーで、紙には見えないほどリアルな色彩を表現できる

 標準添付される専用ソフトウェアを使用しカラーモデルのスライスデータを作成する。その後、2Dカラーインクジェットプリンター部で両面カラープリントした用紙を、3Dプリンター部にて切断、接着、プレスを繰り返すことで造形できるという。環境性能が高く、有害廃棄物や粉塵が出ない仕様だ。

 主なスペックは、加工精度がXY軸12μ、Z軸100μ。積層ピッチは0.1mmで、造形サイズは約幅256×奥行169×高さ150mmとなっている。対応ファイル形式は、STL、OBJ、VRML。対応OSは、Windows XP/Vista/7(64bit)で、メモリが8GB、HDDが100GB、LAN端子×1(3Dプリンター接続用)とUSB端子×1(2Dプリンター接続用)を装備したPCに対応する。

 3Dプリンター部の筐体寸法は、約幅950×奥行700×高さ800mm。重量は約160kg。LANインターフェースは、TCP、IP 100、10BaseTをそなえる。また、2Dプリンターが収納された専用スタンドを付属する。スタンドは約幅1160×奥行720×高さ940mm/約150kg。

 日本ではジェービーエムが輸入販売を開始しており、本体価格は618万円(保守料、配送料など別途)。納期は3か月ほどとなっている。なお、申し込みには同社への問い合わせが必要だ。

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