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目指せ王座奪還! 初音ミクGTプロジェクト2013 第17回

SUGOのマモノは痛車に厳しい! ミクZ4、15位に沈む

2013年07月31日 23時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 写真●鉄谷康博

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レースを大きく動かしたのは
やはりマモノだった!

 決勝日は前日とうって変わって真夏日。そのおかげか、SUGOに訪れたGTファンは2万6000人にもなった。トラブルを修復したミクZ4は快調に練習走行をこなしていく。

 8番手スタートだった決勝レースは、#31 プリウスGTがトラブルのため、ピットスタートになったので実質7番手スタートとなった。スタートドライバーを務めたのは片岡選手。ローリングスタートで81周のレースの幕が開けた。

 しかし、1周目ですぐ後ろにいた#11 ゲイナーSLSに抜かれてしまい、8位になってしまう。レース開始早々、8位から上にいけずに膠着状態になってしまう。こうなることを見越していたチームは、早めのピットインで前に出る作戦を敢行した。27周目で片岡選手はピットインして、谷口選手にチェンジしたのだ。

 いつもならここで上位に食い込めるのであるが、今回は思わぬ伏兵がいた。#52 OKINAWA SLSがこの作戦を見越してきたかのように、同タイミングでピットに入って来たのである。「かぶせてこられると、現状では打つ手ナシですね」と大橋監督。ピットアウト後には前に出られたのだが、直線ですぐに抜かれてしまった。谷口選手と片岡選手は「最高速というよりも加速力が圧倒的に足りない。コーナーで追いつけても抜くことが出来ない」と口を揃える。

 アウトラップで20位くらいまで落ちた順位を徐々に取り戻していくが、9位になったところでまた膠着状態になってしまう。「まわりのライバルたちもこちらの加速力がないことを知っているから、簡単にブロックできちゃうんです」と谷口選手。全体的にレースが動かない展開がしばらく続く。そんなとき、これまで静観していたマモノが動いた!

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