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恐いほどのノイキャン性能! ボーズ「QuietComfort 20/20i」

2013年08月02日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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人の声まで強力に消音!
驚愕のノイズキャンセル性能!!

左から、ノイズキャンセルユニット、リモコン、イヤホン部

左から、ノイズキャンセルユニット、リモコン、イヤホン部

 QuietComfortの初期モデルは耳を覆う大きめのアラウンドイヤー(オーバーヘッド型)タイプで、そのときの消音能力のインパクトも凄まじかったので、インイヤータイプでどれだけのノイズキャンセルができるかはかなり興味深いところ。

 カナル型ならば耳の奥までイヤーチップを押し込むので、それだけで遮音性能が高まるが、インイヤータイプではそこまでの遮音は期待しにくいだろう。

 まずは装着しただけの状態で周囲の音を聴いてみる。それなりに音は聞こえにくくなるが、会話などは普通にできるレベル。カナル型の方がパッシブな遮音性能は優れていると感じる。

ノイズキャンセルユニット。薄型のスマートな形状で邪魔になりにくい。ハウジングと同じく丸いドットをあしらったデザインになっている。充電は付属のUSBケーブルで行なう

ノイズキャンセルユニットは薄型のスマートな形状で邪魔になりにくい。ハウジングと同じく丸いドットをあしらったデザインになっている。充電は付属のUSBケーブルで行なう

 続いて音楽プレーヤーを接続せず、ノイズキャンセルだけをONにしてみる。これが凄い! スゥっと周囲の音が消えてゆき、エアコンなどの低周波成分が多めのノイズはほぼ完全に消えてしまう。

 一般的なノイズキャンセルではあまり効果がない人の声も、何かをしゃべっているのはわかるが、その内容までは聴き取れないレベルにまで低減される。音楽なしでも、声を掛けられただけでは気付かないほど消音してしまうのには驚かされた。

 逆にノイズキャンセル効果が高すぎて、歩行中や駅の構内などで使うには危険だと感じるレベル。これでスマホの画面を見ながら歩くようなら、目も耳も塞いだ状態で歩いているようなもの。重大な事故を起こす危険があるので十分に注意したい。

 飛行機や列車内の席に着いた状態、喫茶店やオフィスなど動き回る必要がない場所でリラックスしたり、仕事に集中したいときには強力な武器になるが、使う場所を選ぶ必要はありそうだ。

 一般的に、強力にノイズキャンセルを効かせると、耳の奥でキーンと耳鳴りがするような感じを受けることがある。しかし、本製品はこれだけのノイズキャンセルでありながらキーンとした感じがほとんどなく、実に自然な静寂感が得られる。

 いわゆるノイズキャンセルのクセっぽさがないというのも驚く。最新世代のQuietComfortシリーズの威力恐るべしだ。

 これはまさに、厳重な防音ときちんとした調音を施されたオーディオルームにいるのと同じ感じで、時間の流れを忘れるというか、周囲の状況にわずらわされず音楽に集中しやすい環境になる。

 5月末に防音ルームを作るために家を一軒新築した筆者からすると、たった3万円ちょっとで「俺様自慢の防音ルームと同じか、それ以上の環境が手に入っちゃうのか!!」と、悔しい気持ちにもなる。

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