柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第23回

裏技あり！　iPhoneの標準搭載ブラウザー「Safari」を徹底解説

標準機能を使いこなす

　iPhoneのSafariではファイルのダウンロードなどはできないが、画像は端末内に保存できる。画像を長押しするとメニューが開くので、「画像を保存」をタップしよう。

画像を長押しするとメニューが開き、保存できる

　リンクをタップすると表示できるが、長押しするとさまざまな動作を選ぶことができる。「新規ページで開く」を選ぶと、新しいタブで表示できる。「リーディングリストに追加」を選ぶと、後で読むのに便利なリーディングリストに登録できる。

　リーディングリストとは、Safariで使える後で読む機能のこと。気になるウェブページが見つかったときに、後で読むためにブックマークする人がいるが、そうするとブックマークが混乱してしまう。とりあえず後で読みたいウェブページはリーディングリストに登録しておけばすっきりする。それでも取っておきたいならブックマークすればいいだけ。リーディングリストは一度閲覧すると「未読のみ」から消えるので手間がかからない。「すべて」を開けば履歴を見ることは可能だ。

リンクを長押しすると、新規タブで開いたり、リーディングリストに登録できる

リーディングリストはブックマークからアクセスできる

登録した項目が一覧表示されるので、時間があるときに閲覧しよう

タブを切り替えて閲覧する

　Safariで新規ページを作成し、同時に8つまでのタブを切り替えてウェブページを閲覧できる。8つを超えてタブを作ると、古いタブから破棄されてしまうので注意しよう。ちなみに、iOS 7では無制限にタブを作成できるようになる。

右下のタブアイコンをタップする

開いているウェブページがサムネイル表示されるので左右にフリックして選択する。×をタップすればタブが閉じる。8ページ開いている場合は、この画面から新規ページを作成することはできない