このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

業界人の《ことば》から第50回

OpenStack戦略を進める、レッドハット

2013年07月30日 09時00分更新

文● 大河原克行

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

今回のことば

「過去22年の歴史のなかで、追いかけるばかりだったオープンソースが、初めてイノベーションを先取りした形で製品を出す」(レッドハットの廣川裕司社長)

オープンハイブリッドクラウドというビジョンを掲げるレッドハット

 レッドハットは、OpenStackを利用したクラウド構築のためのプラットフォームである「Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform」と、従来型のデータセンターを、OpenStackを使用したクラウド環境へと移行する「Red Hat Cloud Infrastructure」の提供を開始した。

 Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platformは、Red Hat Enterprise Linuxと、OpenStackクラウド基盤を組み合わせて、プライベートクラウドおよびパブリッククラウドを構築するための基盤を提供するもの。同社では、「俊敏性、可用性、セキュリティ、性能を損なうことなく、クラウドユーザーや通信事業者、ISP、ホスティングプロバイダーの要求に迅速に対応できる」としている。

まずは2つの製品を提供;オープンハイブリッドクラウド

 また、Red Hat Cloud Infrastructureは、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platformのほか、仮想化製品のRed Hat Enterprise Virtualization、運用管理のRed Hat CloudFormsで構成され、プライベートクラウドのIaaSの構築と管理を可能にするとともに、Red Hat OpenStackをベースとしたパブリッククラウド形式のインフラストラクチャーへの移行手段を提供する。

 将来的には、Red Hat CloudForms2.0を通じて、Red Hat Enterprise VirtualizationやVMWare、Hyper-Vなどによる仮想化したデータセンター、OpenStackを用いたクラウドサービス、AWSなどの異なるクラウドプラットフォームの管理を実現。「ひとつのアーキテクチャーからすべてのクラウドを管理することができる。これが、レッドハットが掲げるビジョン『オープンハイブリッドクラウド』を実現するものになる」(レッドハット 製品・ソリューション事業統括本部長の纐纈昌嗣常務執行役員)としている。

前へ 1 2 次へ

この連載の記事
最新記事
最新記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ