結論：外泊時のネット利用が断然楽になる！
問答無用でカバンに放り込んでおくべし
エレコムのWRH-150は、モバイル無線LANルーターとして性能・使い勝手ともに過不足ない。しかも、徹底的にコンパクトであることには大きく注目したい。旅行先に持って行くアイテムとして言うことはないほどのバランスの良さだ。
今後、外泊が予想される際は、何はともあれWRH-150と付属のUSB給電ケーブルをカバンに放り込んでおきたいところだ。そうそう、ホテルにはたいてい備え付けがあるが、念のために数十cm程度の短いLANケーブルもあれば安心だろう。
この夏、秋葉原詣でやコミケ、夏フェスへの参加を兼ねての上京を計画している読者は、さっそく入手してみてはいかがだろうか。
| 「WRH-150」製品仕様 | |
|---|---|
| 無線LAN規格 | IEEE 802.11nテクノロジー、IEEE 802.11g、IEEE 802.11b |
| 周波数(中心周波数) | 2.4GHz（2,412～2,472MHz） |
| 伝送速度(理論値) | IEEE 802.11n : 最大150Mbps (40MHz時), IEEE 802.11g : 最大54Mbps, IEEE 802.11b : 最大11Mbps |
| アンテナ | 内蔵アンテナ 1本(送信1本、受信1本) |
| セキュリティ | WPA-Mixed（WPA/WPA2、暗号化方式：TKIP/AES、認証方式：PSK）、WPA2（暗号化方式：AES、認証方式：PSK）、WPA（暗号化方式：AES、認証方式：PSK）、WEP（キー長：64bit/128bit、キーフォーマット：ASCII/Hex）、暗号なし |
| マルチSSID | 対応（最大登録数2件） |
| WPS | 対応（ボタン搭載、PBC/PIN方式） |
| 端子 | WAN×1 |
| オートネゴシエーション | 対応 |
| 搭載モード | アクセスポイントモード、ルータモード |
| 対応プロトコル | TCP/IP（IPv4）※IPv6非対応 |
| WAN設定 | DHCP/固定IP/PPPoE（1セッション） |
| LAN設定 | DHCPサーバ（有効/無効）、固定IPアドレス |
| VPN関連 | IPsecパススルー、PPTPパススルー、L2TPパススルー |
| 電源コネクタ | USB（microB） |
| 入力電圧 | DC5V（USBバスパワー） |
| 消費電力 | 250mA（最大） |
| 外形寸法 | 約幅59.5×奥行き23.4×高さ14mm |
| 質量 | 約12.7g（ACアダプタ含まず） |
| 保証期間 | 1年間 |
| 付属品 | USB 2.0ケーブル×1本（約30cm）、各種マニュアル×3枚、設定情報シート×1枚 |
兄弟機「WRH-300」も魅力！
WRH-150の兄弟機となる「WRH-300」。サイズはWRH-150のちょうど倍ぐらいになっているが、その代わり通信速度も倍となっている。対応規格はWRH-150と同じくIEEE802.11b/g/n。通信速度は最大300Mbps（理論値）で、最大同時接続台数は10台となっている。その他の仕様と使用方法はほぼ共通。宿泊先でのネット環境を重要視するならこちらの選択もアリかもしれない。
WRH-300SV（シルバー）
WRH-300RD（レッド）
WRH-300BK（ブラック）
WRH-300WH（ホワイト）
