ドスパラ パーツ館の向かいにあったペッパーランチ秋葉原西店の跡地に、ラーメン屋「濃厚鶏そば 麺屋武一(たけいち)」が25日にオープンした。
「濃厚鶏そば 麺屋武一」は、青山でラーメン店を10年、赤坂で焼鳥屋を7年続けてきたメンバーが「鶏」の可能性を究極まで追求したいという思いから、2012年7月に新橋で濃厚鶏白湯ラーメン専門店をオープンしたのが始まり。そんな新橋の人気ラーメン店が秋葉原に進出してきた。
同店の特徴は、とろみがある濃厚スープ。鶏をメインにしているだけあって、チャーシューも鶏肉。それも、むね肉ともも肉の2種類を用意している。ラーメンにのっている「つくね」は姉妹店の焼き鳥店で人気のメニューをベースに作ったもので、鶏のもも肉に玉ねぎや卵黄はじめ8種類の素材をミックスしている。
さらに、使用している卵はブランド卵の「奥久慈卵」、テーブルに置かれた調味料は、知る人ぞ知る原了郭の黒七味と粉山椒という凝りようだ。
この区域は、「九州じゃんがら」と「野郎ラーメン」の2大巨頭が居を構えるラーメン激戦区。そこにあえて出店するからには相当の自信があるに違いない。その味は、みなさん自身に評価してもらいたい。なにはともあれ、自作パーツ街に新たな味が生まれるのはうれしい限りだ。