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T教授の「戦略的衝動買い」 第253回

T教授が独断で選ぶ、USBモバイル充電池のベストはコレだ!

2013年07月24日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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超軽量バッテリーと重量級大容量バッテリー
やっぱりネックはケーブル

超薄型、超軽量で一見して便利そうだが、極めて少ない容量は使途が制限される。そしてケーブルマネジメントの不便さは大容量バッテリーと同様だ

超薄型、超軽量で一見して便利そうだが、極めて少ない容量は使途が制限される。そしてケーブルマネジメントの不便さは大容量バッテリーと同様だ

確かにケーブル込で42gは魅力的だ。本体へのケーブル収納が期待される

確かにケーブル込で42gは魅力的だ。本体へのケーブル収納が期待される

 実測でケーブル込み42gの超軽量カード型USBモバイル充電池(1000mAh:4GB USBメモリー機能付き)は驚くほど軽量だが、すでに平均的なスマホのバッテリーが2000mAhを超える時代にあっては極めて非力だ。

 持ち主の超軽量へのこだわりと、ほとんど余地のない小容量の“割り切り”が価値を決める商品だ。すべてのスマホに対応するためのマルチケーブルのコストと、小さな本体に似つかわしくない大袈裟なケーブルマネジメントが残念。追加コストは覚悟してでもケーブルの一体化は挑戦してほしかった商品だ。

10000mAhを超える大容量の充電池では同時2台への給電は当たり前。出番との相談だ

10000mAhを超える大容量の充電池では同時2台への給電は当たり前。出番との相談だ

 一方、持った瞬間、ズッシリと重く感じる実測252g、スマホとタブレットの2台に同時給電できるパワフルなUSBモバイル充電池(10000mAh)などもしばらく使ってみた。

それなりのケーブルが余分に必要な事と、バッテリー重量が悩みの種だ

それなりのケーブルが余分に必要な事と、バッテリー重量が悩みの種だ

 しかし、移動中に2台のクライアントに同時充電する頻度は極めて低く、宿泊出張に行くならマルチUSBポートのACアダプターを持参するほうが明らかに軽くて効率的だろう。極めてパワフルだが、少ない出番のために、おにぎり2個分のUSBモバイル充電池を持って歩く気にはならなかった。

 結局、筆者の場合、日帰り移動が前提なら、最大でもスマホ、タブレットのいずれか必要な方に1~2回シリアルに充電できれば十分なので、5000~6000mAhくらいの容量があればその日は暮らせるとの判断となった。

 超軽量のUSBモバイル充電池からヘビーデューティなUSBモバイル充電池まで、一日に必要な電池容量でモデルを絞っていった結果、やはり問題となったのは、充電池本体とは別途に持ち歩かなければならないUSB充電ケーブルだった。

 多くの場合、スマホ側に給電するための充電ケーブルと、USBモバイルバッテリーそのものに充電するためのUSB充電ケーブルが各々別々に必要。後者のケーブルは宿泊出張以外なら普段は自宅に置いておけばいいのではあるが、余分にケーブル管理が必要なことは事実だ。

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