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クラウド型ライセンシング管理「Sentinel Cloud Services」の機能強化

パッケージソフトも従量課金販売可能に!セーフネット

2013年07月24日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 日本セーフネットは7月23日、ソフトウェアベンダー向けにクラウド型でアプリケーションのユーザーライセンス許諾/認証機能を提供する「Sentinel Cloud Services」の機能強化を発表した。新たにパッケージソフトウェアにも対応し、アプリケーションの“ハイブリッド展開”を支援する。

 Sentinel Cloud Servicesは、アプリケーションのライセンシングやエンタイトルメント(使用権)の管理、使用状況データの収集、レポート作成といった機能を提供する、ソフトウェアベンダー向けのサービス。

 今回の機能強化により、クラウド上で提供されるアプリケーションに加えてパッケージ型(オンプレミス)アプリケーションにも対応した。これにより、パッケージ型アプリケーションに対して従量制課金方式を適用することができるようになった。またソフトウェアの利用履歴データをトラッキング、レポートする機能を活用することで、ソフトウェアベンダーの将来的な製品開発方針や意思決定をサポートするとしている。

Sentinel Cloud ServicesのWebサイト

 セーフネット クラウドサービス部門バイスプレジデントのシュローモ・バイス(Shlomo Weiss)氏によれば、今後ソフトウェア業界ではパッケージ/クラウドの両方で提供する「ハイブリッド製品ポートフォリオ」が主流になり、ライセンシングにおいても両者の境界は次第に曖昧になっていくと指摘する。Sentinel Cloud Servicesの機能強化はこうしたトレンドに対応するものであり、アプリケーションの収益化の幅を広げるとともに、ポートフォリオ管理の簡素化も図られるとしている。

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