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GIGABYTE「GV-N760OC-2GD/HW」はHAWKENの必須装備だ!

2013年07月29日 12時00分更新

文● 加藤 勝明

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Haswell+GeForce GTX 760で
どの程度快適に遊べるか?

 それでは最新ハード上でHAWKENがどの程度快適に遊べるか検証してみたい。今回の具体的な構成は以下の通りだ。

テスト環境
CPU Intel「Core i7-4770K」(3.5GHz)
マザーボード GIGABYTE「GA-Z87X-UD3H」(Intel Z87 Express)
メモリー センチュリーマイクロ「CAK4GX2-D3U1600/ELP」(DDR3-1600 4GB×2)
ビデオカード GIGABYTE「GV-N760OC-2GD/HW」(GeForce GTX 760)
SSD Intel SSD 335「SSDSC2CT240A4K5」(SATA3.0、MLC、240GB)
電源ユニット オウルテック「AU-850PRO」(850W、80PLUS GOLD)
OS Windows 8 Professional 64bit版
グラフィックドライバー GeForce 320.49(WHQL)

マザーボードはZ87チップセットを搭載したGIGABYTE製「GA-Z87X-UD3H」を使用した

 まずは最高画質でどの程度の負荷がかかるかチェックしてみよう。解像度は1920×1080ドット、画質は“ウルトラ”に統一にした状態で、PhysXの設定を変化させてみる。「Fraps」を使い、マップ「アンドロメダ(Prosk)」における対戦時のフレームレートを計測した。3回計測し、最低・最高・平均フレームレートは各々の平均で比較する(最低・最高は小数点以下四捨五入)。

画質を“ウルトラ”に固定し、PhysXの設定を変えた時のフレームレート

 PhysXを最高にするとかなり重くなることが確認できるが、それでも30fpsはなんとかキープできている。「GV-N760OC-2GD/HW」なら、最高画質で快適プレイが十分期待できる、というよりGeForce GTX 760以下の性能だと最低フレームレートがガクッと下がりそうだ。

 しかし先ほど画質を検証した際、PhysXは“高”もしくは“オフ”の2択であることもわかった。ならばPhysXを“高”にしたまま、画質を下げていくとどうなるかチェックしてみた。計測方法は先ほどと同じである。

PhysXを“高”に設定し、画質を落としていった時のフレームレート

 画質“高”にすると若干フレームレートは上がるが、最低フレームレートは上がらない。しかし画質“中”まで下げると、一気にフレームレートが上がる。前述の通り画質“ウルトラ”と“高”はほんのわずかな違いでしかないため、実用性と見た目のバランスを考えるなら画質“高”+PhysX“高”が一番良さそうな組み合せだ。これなら平均60fps近く出るし、派手なエフェクトも堪能できる。もちろん「GV-N760OC-2GD/HW」あっての話だが。

 では「GV-N760OC-2GD/HW」の静音性や冷却力をもう少しチェックしてみよう。ファンノイズ測定は「AR-815」を使い、ビデオカードの真上、マザー接地面から42cm地点より計測した。GPU温度の測定は付属の「OC GURU II」を利用している。両者ともアイドル状態はPC起動後10分、高負荷時はHAWKENの訓練ステージで10分放置した時点で計測した。室温は約26℃、暗騒音は約34.5dBAとなる。

アイドル時および高負荷時ファンノイズ

GPU温度の変化

 ファンノイズは常に聞こえるものの、この程度ならケースに入れてしまえばほぼ気にならないレベルだ。その分冷却力は非常に高く、高負荷状態で68℃は非常に優秀。これなら真夏に徹夜でHAWENをしても安心してゲームに没頭できそうだ。

 最後に「HAWKENは内蔵GPUでは無理なの?」という疑問にベンチで答えてみたい。確かにHaswell世代のGPUは強力になったし、HAWKENも描き込みの割には軽めのエンジンを採用している。しかしフルHDでHAWKENを楽しもうと思ったら、やはり内蔵GPUは不向きなのだ。まずは画質“ウルトラ”+PhysX“高”でどの程度違いがでるかチェックしてみる。解像度は1920×1080、諸条件は先ほどと同じだ。

内蔵GPU(Intel HD Graphics 4600)における性能。画質は一番重く設定した

 ここまで重いと、自分が機銃を発射しても発射されたのかさっぱり判断できない。画質をあげてプレイしたいなら、ミドルレンジのGeForceが必須なのだ。逆に最もフレームレートが出る画質“低”+PhysX“オフ”ではどうなるか見てみよう。

最低画質でもこれだけの性能差が出る

 最低画質でも内蔵GPUの最低フレームレートは30fpsを大きく下回ってしまった。もちろん解像度を1280×720ドット位に落とせばプレイできないこともないが、わざわざデスクトップ機を使ってその設定にする意味はない。やはりHAWKENを快適にプレイするには「GV-N760OC-2GD/HW」がベストチョイスなのだ。

内蔵GPUでなんとかプレイしようと思ったら、画質を思いっきり下げる必要がある。しかし内蔵GPUの最低画質では砂漠の砂塵も消えてしまい(左)、「GV-N760OC-2GD/HW」で味わえるリアルな空気感(右)がまったく味わえないのだ

HANKENをプレイするなら
「GV-N760OC-2GD/HW」がベストバイ

 HANKENをプレイするのにちょうどいい性能のGeForce GTX 760。それをオーバークロックしつつも、高性能クーラー「WINDFORCE 3X」でしっかり冷却するGIGABYTE製のビデオカードはまさに最適。そのうえHAWKENのゲームクーポンも付属する「GV-N760OC-2GD/HW」は、相当コストパフォーマンスが高い逸品だ。

夏休みはGIGABYTEの「GV-N760OC-2GD/HW」で、HAWKENの世界にどっぷりとハマりたい

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