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「VAIO Duo 13」ロードテスト 第2回

数値でわかる内蔵GPUの有能さ

ドラクエも快適! 3D性能が30%アップのVAIO Duo 13

2013年07月29日 08時59分更新

文● 高橋量

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3Dゲーム系ベンチマークの結果も良好!

 続いて、3Dゲーム系ベンチマークの結果をご覧いただこう。まずは「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.00」の結果から。

 「グラフィック設定」が「標準品質」では、スコアが「4833」で評価は「普通」となっている。スコアが5000以上で「快適」になるため、限りなく「快適」に近い「普通」であると言えるだろう。「最高品質」に変更してもスコアは「3495」と「普通」だ。解像度を高くしたりウィンドウモードにするとスコアが落ちるため、フルスクリーンでならサクサク遊べるといったところだ。

 「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編」では「標準品質」で「3686」の「快適」、「最高品質」で「1576」の「設定変更を推奨」という結果に。やはりこのゲームでも最高品質でプレーするのは厳しそうだ。

「グラフィック設定」が「標準設定」のときの「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.00」の結果。解像度1280×720ドットのフルスクリーン表示だ

「グラフィック設定」を「最高品質」に設定した際の結果

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編」(標準品質)ベンチマーク結果

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編」(最高品質)ベンチマーク結果

 そのほか、1280×720ドットの標準設定で問題なくプレーできそうな結果が出たのは「モンスターハンターフロンティアオンラインベンチマークソフト第3弾【大討伐】」と「ファンタシスターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0」、「バイオハザード5ベンチマーク」の3種類。画面の美しさにこだわらないなら、さらに画質を低く設定することでより快適にプレーできるだろう。

「モンスターハンターフロンティアオンラインベンチマークソフト第3弾【大討伐】」ベンチマーク結果

「ファンタシスターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0」ベンチマーク結果

「バイオハザード5ベンチマーク」ベンチマーク結果

 少々厳しい結果となったのが、前述の「バイオハザード6ベンチマーク」と「ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク」だ。ファイナルファンタジーXIVの快適さについては最新版である「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編」の結果で「快適」となっているので問題はない。バイオハザード6については解像度を下げるよりほかなさそうだ。

 逆に非常に優秀な結果が出たのが、「ストリートファイターⅣベンチマーク」だ。平均FPSで「59.69」はパーフェクトに近いスコアだと言える。この結果はウィンドウモード時のものだが、フルスクリーンモードでは逆にスコアが低くなるので注意しよう。

「ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク」ベンチマーク結果

「ストリートファイターⅣベンチマーク」ベンチマーク結果

これからサービス開始するゲームもストレスなく遊べる!

 今回は3本の総合ベンチマークと8本のゲーム系ベンチマークを試したが、内蔵GPUでも十分パワフルな結果が出ていることがわかる。特に「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」やPC版「ドラゴンクエストX」など、これからサービスインする最新ゲームが快適に遊べる点はうれしい。中規模クラス以上の多少重めのゲームでも、設定を変更すれば遊べる可能性も高い。Haswell世代のCPUを搭載したVAIO Duo 13なら、最新ゲームでもサクサク快適に楽しめるのだ。


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