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「VAIO Duo 13」ロードテスト 第2回

数値でわかる内蔵GPUの有能さ

ドラクエも快適! 3D性能が30%アップのVAIO Duo 13

2013年07月29日 08時59分更新

文● 高橋量

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まずは総合的な3D性能をベンチマークでチェック!

 VAIO Duo 13のグラフィックス機能では、Intel Core i5-4200U(1.6GHz)の内蔵GPU「Intel HD Graphics 4400」を利用する。GPUコアは20基の処理ユニットを持つ「GT2」だ。

「GPU-Z」によるIntel HD Graphics 4400の詳細情報

 Haswell世代のCPUはグラフィックス性能が最大2倍向上したと言われるが、そこまでの性能を発揮できるのは最上位のGPUである「Iris Graphics Pro 5200」(GPUコアはGT3e)を内蔵したCPUだ。VAIO Duo 13のIntel HD Graphics 4400ではそこまでの性能は見込めないが、Ivy Bridge世代のCPUと比べてある程度のパフォーマンスアップは期待できる。

 まずは総合的な3D性能を計測する「3DMark Vantage」と「3DMark」の結果を見てみよう。「3DMark Vantage」ではパフォーマンスモードで「P4183」と高めの結果となった。参考までに2013年春のVAIO Duo 11標準仕様モデルでは「3253」という結果だったので、30%近くスコアが上昇している。

「3DMark Vantage」(パフォーマンスモード)のベンチマーク結果

「3DMark」のベンチマーク結果

 「3DMark」では、DirectX9の性能を表わす「Ice Storm」が「14973」と非常に高い。国内のオンラインゲームではDirectX9対応の作品が多いため、人気どころは問題なくプレーできるだろう。DirectX10の性能を表わす「Cloud Gate」は「4372」とそこそこのスコアだが、最新版のDirectX11を想定した「Fire Strike」は「644」と低めの結果となった。国内外の大作ゲームをプレーするにはやや厳しいかもしれない。


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(次ページ、「3Dゲーム系ベンチマークの結果も良好!」に続く)




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