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佐武宇綺が聞いちゃいます オーディオのココが知りたいです! 第3回

真空管&デジタルのハイブリッドアンプはこだわりの逸品!

イタリア製アンプ「Carot One」はマニアな音を楽しむ第一歩 (3/7)

2013年07月24日 13時00分更新

文● 荒井敏郎 写真●今井宏昭

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デジタルとアナログの変換がひとつで可能なCarot One

●ERNESTOLONE

Carot Oneの新モデル。USB DAC機能を内蔵しており、真空管&デジタルのハイブリッドアンプとなっている。

問い合わせ先:株式会社ユキム
実売:8万円前後
http://www.yukimu.com/

 Carot Oneの最新プリアンプ「ERNESTOLONE」を含めたシリーズの名前の由来や、スピーカーで音楽を聴くことの楽しみ方など、オーディオに関する話を株式会社ユキムの庵 吾朗さんに話してもらいました。

── Carot Oneの成り立ちについて

佐武 もしかしてキャロットだからオレンジ色なんですか?

 はい、そうです。それを狙っています。

佐武 かわいいです。

株式会社ユキムの庵 吾朗さんに、Carot Oneと最新の「ERNESTOLONE」について教えてもらいました。庵さんの話は、オーディオへのこだわりにまで進んでいきます

 イタリアのメーカーなので、太陽などのイメージもかぶせているんでしょうね。そして、今日はニンジンづくしになりました(笑)。3つも。八百屋さんで売っているニンジンと、曲のニンジーンと、Carot Oneと……。

佐武 あ、そういうことなんですね!

 この連載の第1回でも、フジヤエービックさんにてこのシリーズを聴いていただいたようで、ありがとうございます。

佐武 いえいえ……。(並んでいるCarot Oneシリーズを指しながら)小さめのやつがヘッドホンアンプなんですよね。そして大きめのこっちがスピーカーとつなぐアンプ。

 そうです。そして、ほかのものよりちょっと大きなものが、まだ雑誌などにも出ていない7月末に発売される「ERNESTOLONE」です。

佐武 え、そうなんですか!? すごい! これまでのものと機能が全然違うんですか?

 これまではオーディオ用の入力しか付いていなかったんですけど、これはパソコン用の入力が付いたんです。

佐武 じゃあ、パソコンと簡単につながるんですね。

 はい。USBケーブルを1本差してもらえれば、それだけで大丈夫です。

佐武 いいですね。じゃぁ、このDACがいらなくなるんですね。

 あ、そうです。これひとつでデジタルとアナログの変換ができます。

佐武 (手を叩きながら)素晴らしい!

 ありがとうございます(笑)。

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