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インテルが創業45周年、50周年はどう迎える!?

2013年07月18日 16時45分更新

文● ASCII.jp編集部

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 世界最大の半導体メーカーで、パソコン用CPUでおなじみのインテル(Intel)は、1968年7月18日の創業から45周年を迎えた。

 Intelは1960年代のシリコンバレーをリードしていた半導体メーカー、Fairchild Semiconductorの技術者であるロバート・ノイス、ゴードン・ムーア、アンドルー・グローヴが独立して創業した(翌年にはFairchild幹部の独立によりAMDも誕生している)。

 当初はSRAM、DRAMを製品としていたが、日本企業からの提案により、マイクロプロセッサーである「4004」を開発。1980年代には日本メーカーの進出から、DRAM事業の行き詰まりと撤退も経験したが、「8008」「8080」「8086」「80286」「i386」「i486」「Pentium」と続くプロセッサー事業に集中し、急成長を遂げた(ちなみにPentiumブランドは今年で20周年)。

4004 (インテルウェブサイトより)

8086

 最近ではパソコン市場の状況に合わせ、成長スピードも停滞気味だが、2012年通期で売上高533億ドル、純利益110億ドルと、ともに半導体メーカーとしては世界最大だ。

 注目されるのは創業50周年までのこれからの5年だろう。Intelは過去にもモバイル端末用プロセッサーへの進出を試みてきたが、ほとんど成功を収めておらず、逆にARM系プロセッサーの拡大を許している。今年5月に就任した新CEO、ブライアン・クルザニッチ氏の手腕に注目である。

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