
ウィルコムの夏の目玉端末が「DIGNO DUAL 2 WX10K」だ。PHSの格安音声通話と、3G/4Gの高速データ通信にデュアルで対応するAndroidスマートフォンで、今日18日発売である。
PHS+3Gのスマホは、1年前に同じ京セラから「DIGNO DUAL WX04K」が登場しているが、若干スペック面で見劣る部分があったWX04Kと異なり、ほぼフルスペックの1台に仕上がっている。
注目はやはりデュアルな通信機能。ソフトバンクのAndroidスマートフォンと同じくAXGP方式の「SoftBank 4G」に対応。3G側のサポートも完璧で、ソフトバンクモバイルが提供する900MHz/1.5GHz/2.1GHzの3波ネットワークが利用可能だ。
ディスプレーは4.7型に大型化。解像度もHD(720×1280ドット)。CPUはAndroidスマートフォンで一般的なデュアルコアCPU「Snapdragon MSM8960 1.5GHz」を搭載する。
機能面では、おサイフケータイ/ワンセグ/赤外線に加えて、防水・防塵にも対応。カメラも裏面照射型の約810万画素CMOS。本体サイズ/重量は約66×134×10.9mm/約134g。OSも現時点で最新のAndroid 4.2を搭載する。フラグシップ機と比べれば確かに見劣る部分もあるが、PHSを搭載したことによるマイナス点は感じられない。
気になるのは月額料金。これについては、次ページで見ていこう。
