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海に山に川にクルマで突撃する人のための車載アクセサリー14種類

わずかな投資でクルマをエンタメ空間にする方法!

2013年07月16日 11時00分更新

文● 二瓶 朗

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後部座席もアクセサリー三昧だ!

長距離移動中でも飽きずに過ごすための
後部座席用アクセサリー

 夏の長距離移動、疲れるのは運転手だけではない。ウンザリするのは、後部座席の同乗者も同じこと。

 ひと昔前なら、後部座席用に天井から液晶ディスプレイをぶら下げたワンボックスカーのようなクルマを見かけたものだが、最近ではカーナビ同様、スマホやタブレットが後部座席のお楽しみの一手段となっている。ここではそんなモバイル端末を快適に固定するアクセサリーを2つ紹介しよう。

 まずは後部座席でのタブレット使用をサポートする「タブレットホルダー」から。

 「CAR-DSTB1」は、運転席または助手席シートのヘッドレスト部分に設置してタブレットを固定するアクセサリーだ。

ヘッドレストに固定するタイプのタブレットホルダーCAR-DSTB1。7~10.1インチのタブレットに対応。写真の通り、タテヨコ置きどちらでも可能だ

 7~10.1インチのタブレットに対応していて、タテ位置でもヨコ位置でも固定できるほか、上下への位置・角度調整ができるので、後部座席で見やすい最適な位置でタブレットを操作し、各種コンテンツを楽しめる。

ヘッドレストの金具を挟むようにしてパーツを締め付けて、タブレットホルダーのベース部分を固定する

次にタブレットを固定する部分の角度を決める

設置完了。上下のツメでタブレットを挟み込むようにして固定する。これによって多少の振動では外れないようになる

 一方、「CAR-DSTB2」は、空きスペースとなっている運転席と助手席のヘッドレストの間にアルミ製のバーを設置し、そのバーにタブレットを固定できるホルダーを仕込んだアクセサリー。

ヘッドレスト間にバーを設置してそこにタブレットホルダーを固定するタイプのCAR-DSTB2。ホルダーを左右に移動できるのが特徴。こちらも7~10.1インチのタブレットに対応する

 装着したタブレットはバーに沿って左右に動かせるので、後部座席のどの場所からもタブレット画面を見やすいのが特徴。画面のタテヨコ位置も自由に調整できる(8インチ以上のタブレットはヨコ位置のみ対応)。また、ホルダー部分はボールジョイントでバーに固定されているので、スマホ画面の角度を見やすく微調整できるのもポイントだ。

 両製品ともタブレットの着脱操作はカンタン。タブレットを固定するパーツにソフトな素材が採用されているのでクルマの振動を吸収するのと同時に、タブレットに無用な傷を付けることもない。もちろん本体素材には耐熱樹脂が採用されているので高温になる車内に設置しっぱなしでも問題ない(タブレット本体は放置せず取り外しましょう)。

まずヘッドレストのパイプ部分に両端のフック部分を引っかけるようにして長さを調整し、左右のレバーで固定する。ちょうど“つっぱり棒”のような体裁だ

ホルダー固定パーツにホルダー部分をセッティング。この固定パーツ部分が左右に動いてタブレットの位置を変更できるというわけだ

CAR-DSTB2設置完了。上下のツメで挟み込むようにしてタブレットを固定する

目の前に小物・ドリンクホルダーを設置したい!

 次に、旅行やドライブのお供になる細々としたアイテムを放り込んでおける便利な「後部座席用トレイ」を3種紹介しよう。すべて前席のヘッドレストに取り付けるタイプで、使用しないときには畳んで収納しておくことも可能だ。

 「CAR-DSOR1」は、ペットボトルや缶、紙コップなどのドリンクをベルクロテープで固定できるタイプで、トレイには小物やスマホを収納できるポケットを2つ装備する。車内での飲食時、特にお子様がいる家庭では活躍するだろう。

ドリンク固定用のベルトが2装備されているトレイCAR-DSOR1。サイズは約幅305×高さ225×奥行き203mm、質量は約450g。耐荷重は約1.5kg。ドリンクを固定するベルクロは太く、かなり安定感がある

仕切りが付属して自由にレイアウトを変えられるトレイCAR-DSOR2。サイズは約幅318×高さ210×奥行き193mm、質量は約406g。耐荷重は約1.5kg。充電中のスマホやその他の雑多な小物を安全に置いておける。マガジンポケットも意外に役立つ

 「CAR-DSOR2」はトレイの内部レイアウトを自由に調整できるタイプ。ベルクロテープで着脱可能な“仕切り”が付属しているので、トレイに載せるアイテムのサイズに合わせ、カメラバッグの仕切り板を使うような按配で調整できるのが使いやすさのポイントだ。この製品にも小物やスマホを収納できるポケットが2つ装備されている。

 最後に「CAR-DSOR3」は、簡易タブレットスタンド機能が付いているトレイ。トレイを開き、タブレットを立てかけて固定できるバンドが装備されている。

 どのトレイも、載せたアイテムが落下しにくいよう、トレイ周囲に“フチ”が設けられているうえ、トレイ表面にはアイテムが滑りにくい素材が採用されている。また、設置した前席のシート角度に合わせてトレイを水平に保てるよう、角度調整ベルトも装備されている。

 さらに、折り畳んだ際には大きめのマガジンポケットが手前に来るので、トレイとして使っていないときも雑誌や地図などを収納して活用できる。

7~10.1インチサイズのタブレットを立てかけて利用できるトレイCAR-DSOR3。サイズは約幅303×高さ280×奥行き265mm、質量は約568g。耐荷重は約1.5kg。旅先で、デジカメで撮影した写真をタブレットに転送してすぐにみんなで確認する、というような使い方もできる

 後部座席で、タブレットで動画を楽しみたいという場合には、同乗者の数で製品を選んでいただきたい。1人ならヘッドレスト固定型のCAR-DSTB1、大人数なら見やすさを調整できるCAR-DSTB2という具合だ。

 また、クルマを利用して撮影旅行を楽しみたいというような人にとっては、カメラのほかに充電器やケーブル類、SDカードなどを一時的に取り置くスペースが欲しくなるもの。後部座席に設置できる各種トレイアクセサリーは、そんな需要にピッタリだ。

 タブレットで画像を確認しながらカメラを充電したり、さまざまな小物を気軽に置いたりなどなど、いろいろなシーンで極めて便利に使えることだろう。

トレイを固定するには、まずヘッドレストにベルトをくぐらせる

その後、ベルトを締め付けて固定する。固定が完了したら、角度調整ベルトを調節して、前席のシート角度に合わせてトレイ部分を水平にする

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