最薄部は11.8mm、最厚部15.8mm!
超薄型でも“シッカリ感”のあるボディ
「とにかく薄くてコンパクトなマシン」というのが、VAIO Pro 11の印象だ。本体サイズは幅285×奥行き197×高さ11.8-15.8mm。横から見るとヒンジ側から前面部側に向かって薄くなる、くさび型のデザインがとてもシャープだ。実際に持ってみると非常に軽く、薄く、まるで書類をとじたファイルを持っているような感覚になる。実機を手に持ってみても驚かなかったという方がいたら、教えてほしいくらいだ。
今回試用しているモデルは、タッチ非対応ディスプレー搭載のブラックだ。タッチ非対応の場合はこのブラックのみ用意されており、タッチ対応ディスプレー搭載モデルの場合はシルバーも追加される。トップカバー中央にVAIOロゴが入り、縁をななめに切り落としたようなデザインを採用。使っている素材はカーボンとアルミニウムだ。
カーボン素材というと網目が見える素材感剥き出しで使っているデザインをイメージするかもしれないが、VAIO PROシリーズではTORAYのUDカーボンという一般的なカーボンより軽く、圧倒的に強い素材を採用している。単一方向に繊維を並べた素材のため、見た目には網目などはなく、非常にシンプルな見栄えだが強度は信頼できるもののようだ。
突起物などもなく、ビジネスバッグなどにスムーズに出し入れ可能。モバイルユーザーにとって扱いやすいマシンだ。