最近のハイエンドビデオカード事情を抑える
CPUとマザーボードを最新製品にしたのなら、ここはやはりビデオカードも新調しておきたい。Radeonシリーズは従来より変更はないものの、GeForceシリーズはここにきてラインナンップが一新されている。
ゲームPCということであれば、今後発売が予想される「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」はもとより、ビデオカードにパワーが要求されそうな「Battlefield 4」まで視野に入れた1枚を選択したい。そこで、オススメしたいのが以下のGPUを搭載したモデルだ。
GeForce GTX 780(8万5000円前後)
GeForce GTX 770(5万5000円前後)
Radeon HD 7970 GHz Edition(5万円前後)
同時購入特典を利用しよう
ここまでATXフォームファクターのHaswell対応マザーボードについて確認してきた。金額的には、下は1万円前後のものから上は5万円オーバーのものまで、実にさまざまなモデルがラインナップされている。さらにビデオカードも新調するとなると、それなりの出費は覚悟しなければならない。
そこで押さえておきたいのが、各ショップが展開する同時購入特典だ。そのほとんどがCPUと同時購入で値引きを受けられるというもので、SSDなどは単独で値引きしているものも多い。それらを組み合わせることで、驚くほどトータルのコストを抑えることもできる。浮いた予算を他のパーツに回せば、当初の予定より1段上のグレードの製品を買うことも十分可能だ。
さて、次回はひとまわり小さいMicro ATXフォームファクターのマザーボードで組む、Haswell自作レシピをお届けしよう。PCI Expresssなどの拡張スロットが少ないだけで、ATXとほぼ同じ機能を搭載しているMicro ATXマザーは、マシンを小型化できるだけでなく、マザーボードへの出費も若干抑えられるので、ビデオカードを差さない人などにオススメしたい。

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