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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第48回

ドコモ・ツートップ&HTC J One、スタミナが長~い機種は?

2013年07月08日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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見た目よりもシンプルな1台
HTC J One

 HTC J Oneはホーム画面のHTC BlinkFeed、正面に配置されたステレオスピーカー、カメラのZoeモードを紹介してきたが、他に独自の機能やプリインアプリを探してみると、これが意外と見当たらない。ホーム画面が他機種と比べ大きく違うので、独自機能も多い印象を抱くのだが、むしろ中身はシンプル。迷わず手軽に使える反面、目新しい機能に期待した人には物足りなさを感じるかもしれない。

 音楽には「Beats Audio」の設定があり、ヘッドホンの装着時に有効になる。他にもビジュアライザ―での再生、楽曲検索アプリ「SoundHound」との連携機能を備える。設定をカスタマイズするような機能は無いが、FMラジオとTuneIn Radioも用意されているので、フロントスピーカーと合わせて、楽曲を聴く環境は充実している。

Beats Audioの設定など、音楽周りの機能は充実

 また設定の「電源」には省電力モードが用意されているほか、「スリープモード」があるので無作動時はデータ接続を自動的に切断してくれる。さらに「高速起動」も可能だ。

省電力設定はシンプル


最後はGALAXY S4の勝ち
総合ではXperia Aの勝利

 最後はスタミナテストで2回とも3機種中トップ、独自機能も満載だったGALAXY S4を勝ちと判断したい。これでGALAXY S4とHTC J Oneが1勝で並び、Xperia Aが2勝だ。3機種とも最後まで互いに大差をつけることなく、接戦が多かったため、今回の総合優勝は2勝したXperia Aだろう。3機種とも操作性、高機能とバランスがよく、人気にも納得するが、Xperia AはXperia Zの高性能をそのまま受け継ぎ、多くの人が選んで安心の一台だ。

 GALAXY S4は使い倒したい人向け。豊富な機能に飽きることがない。HTC J Oneはエンタメ系に強く、カメラや音楽再生で支持が集まりそう。

 次回以降はAQUOS PHONE si、Optimus it、DIGNO Rという「コンパクトスマホ」3機種を比較する。片手操作でも画面全体に指が届く! そんなスマホが好みという人はぜひチェックしてほしい。


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