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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第40回

「Xperia UL」は安心して勧められる定番スマホだった!

2013年07月06日 12時00分更新

文● 林 佑樹

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中身はさすがのXperia
高水準でうまくバランスしている

 独自のホームスクリーンではなく、リファレンスからビジュアルを変更した程度になっており、見た目は尖っているがこの点はスタンダードを徹底している。アプリ一覧も同様で変にカスタマイズされていないため、すんなりとなじめるだけでなく、これまでのXperiaユーザーも安心だ。

 DLNA対応の「アルバム」「ムービー」「WALKMAN」といった純正アプリも用意されており、ホームネットワークからストリーミングで視聴など、アプリを別途インストールすることなく行なえる点は、オーディオ・ビジュアルに強いソニーならではだろう。「ムービー」はDTCP-IPにも対応しており、対応レコーダーで録画した映像を持ち運ぶことも可能だ(関連記事)。

ホームスクリーン。とくに独特のデザインではなく、リファレンス準拠

アプリ一覧も同様にスタンダードなデザイン

1日放置してみた状態のバッテリー消費量。少しTwitterやウェブブラウズをしたが、それでも電源管理は優秀なようだ

純正のアルバムアプリ。シェア機能は当然用意されており、シンプルで扱いやすい

純正アプリ「アルバム」「ムービー」「WALKMAN」はDLNAに対応。写真は「ムービー」のもの

 最近のXperiaでは定番になったスモールアプリも搭載されている。Xperia tablet Zのように画面が大きくないため、ブラウザーをふたつ起動するというのは、5型とはいえ厳しいが、計算機やメモ帳といったアプリを活用できる。アプリからGoogle Playにあるスモールアプリを検索できるので、ランチャーやちょっとしたサポート的なアプリを探してみるといいだろう。

 なお、スモールアプリの起動は、画面右下のタスクマネージャーから。

画面右下のタスクマネージャーからスモールアプリを呼び出せる

スモールアプリの電卓を起動したところ。Windowsでいうところの「別のウィンドウ」のような感じだ

3DMark for Androidの結果。左がNormal、右がExtreme

安兎兎ベンチマーク。少しスコアが低い印象

MikuMikuBench。フレームレートは60fpsをほぼ維持。ときおり56fpsに落ち込むくらいだった

円周率の結果。他機種の結果と比較すると、やや遅いようだ

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