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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第141回

ICレコーダーとペンが合体、メモと会話を同時に記録するワザ

2013年07月03日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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スマートペンをアクティベートする

 まずはスマートペンをアクティベートする。livescribeのセットアップページにアクセスし、メールアドレスやパスワード、国などを入力してアカウントを作成する。あとは、画面の指示に従って、Evernoteと連携させたり、スマートペンをアクティブ化する。

 Evernoteは、無料アカウントだと1ヵ月間に60MBまで、有料のプレミアムアカウントでも1ヵ月に1GBまでしかデータをアップロードできない。しかし、アクティブ化すると、スマートペンで記録した画像や音声のアップロード専用に毎月500MBの追加容量が利用できるようになる。これはうれしいところだ。

livescribeのホームページを開き、「サポート」→「セットアップ」をクリックする

メールアドレスなどを入力してアカウントを作成する

Evernoteと連携させる

Evernoteアカウントへのアクセスを許可する

スマートペンの電源を入れるとアクティベーションコードが表示される。自動スクロールしてしまうが、しばらく経つと繰り返し表示される

アクティベーションコードとスマートペンの判別名を入力して、アクティブ化する

 次は、スマートペンを無線LANに接続する。専用ノートや付属の操作シート「Wi-Fi Smartpen Stickers」を利用する。スマートペンはペン先にカメラを搭載しており、6×6ドットの写真を0.3mm間隔で撮影し、1.8mm四方のグリッド画像を作成している。この画像を1秒間に75枚撮影し、何が書かれたのかを記録する仕組みだ。専用ノートや操作シートには薄く細かいドットパターンが印刷されており、特定のパターンをスマートペンが認識すると録音を開始したり、インターネットに接続したりできる。

 ボタンの上にスマートペンを載せるとすぐにピッと音がして認識される。処理速度は上々で、快適に操作できる。無線LANの暗号化キーを入力する時にキーボードを利用するが、スピーディーにタイプできるのがすごい。

ペン先のカメラでドットパターンを認識している

スマートペンで「WI-FI SETUP」の「Scan for Networks」をタップし、無線LAN設定を開始する

無線LANを認識するので、接続したいアクセスポイントを選択する

「Select your Network」に触れて、暗号化キーを入力。Enterにタッチすれば接続できる

 インターネット接続時にウェブページでの認証が必要になる場合などは直接アップロードができない。付属のUSBケーブルでPCにつなぎ、専用ソフトでEvernoteと同期する必要がある。「Livescribe Helper」をインストールして、画面の指示に従えばいい。

「Livescribe Helper」をインストールする

スマートペンに記録されたデータをEvernoteに同期する

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