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Visual Studio+ASP.NETからの移行も容易

Webサイト・モバイル向けサイトを短時間で作れる、Windows Azureの新機能

2013年07月04日 20時44分更新

文● 編集部

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企業のウェブサイトを立ち上げる、あるいはスマートフォンやタブレット向けにウェブサービスを展開したい。そう考えたとき、いくつかのハードルに直面することはよくあることだ。クラウドサービスは、そんなハードルを軽減してくれるかもしれない。

Windows Azure Webサイト/モバイルサービスの正式運用が開始

 ここで紹介するのは、マイクロソフトの“Windows Azure Webサイト”“Windows Azure モバイルサービス”。昨年夏以降プレビュー版が公開されていたが、正式サービスの開始が6月27日に発表された。

 Windows Azureはマイクロソフトが提供しているPaaS(Plathome as a Service)型のクラウドサービス。クラウドOSなどと呼ばれたこともあるが、インターネットにあるクラウド(Windows Azure)上で.NET FrameworkやSQL Serverなどのサービスを動作させている。これらの機能を呼び出すことで、ウェブアプリケーションを簡単に作れるという点が今回発表されたサービスの特徴だ。

 インターネットのサービスを立ち上げようとすると、かつてはハードウェアを購入してそこにOSや各種サーバーソフトをインストールし、その上でウェブアプリケーションを動作させる……といったサーバーの環境を整える必要があった(これらをパッケージ化して貸し出すレンタルサーバーという仕組みもある)。クラウドサービスであるWindows Azureではこういった配慮は不要だ。

Windows Azure Webサイトでは、ギャラリーから「WordPress」などのアプリケーションパッケージを選択するだけで、簡単に作成から公開まで進むことが可能。

 今回発表された、Windows Azure Webサイト、Windows Azure モバイルサービスでは、ウェブサーバー(IIS)などの環境をほかのユーザーのウェブサイトと共有(マルチテナント)し、ウェブアプリケーションだけを展開する構造が取れる。また、パフォーマンス面での要望が高い場合には、Windows Azureインスタンスを1ユーザーで占有し、その上で複数のアプリケーションを走らせるといった運用も可能だ。

 もちろんクラウド型サービスであるため、スケールアウト・スケールインに柔軟に対応できるほか、PHPや.NET Framework(ASP.NET)などあらかじめ組み込まれた各種ランタイムのアップデートなどもクラウド側に任せられる。

 Windows Azure Webサイトでは、ギャラリーから「WordPress」などのアプリケーションパッケージを選択するだけで、簡単に作成から公開まで進むことが可能。ウェブサーバーの運用・構築に必要な手間を大幅に削減でき、初期導入・運用のためのコストを抑えられる点、サーバーのことを考えず、開発者はWebアプリケーションの開発に専念できる点なども特徴となる。

 また月額課金が中心のレンタルサーバーに対して、従量課金制なので利用量に合わせてより細かなコスト管理をするといった使い方もできる。

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