「Xeon E3-1240 v3」にNVIDIA Quadro K600を組み合わせたモデルを試用
Haswell版Xeon搭載!「Dell Precision T1700 スモールフォームファクター」 (2/2)
2013年07月01日 08時00分更新
ツールフリーでメンテナンス可能なケースと内部構造
これだけ小さいボディだけに、「Dell Precision T1700」の中身はぎゅっと詰まっている印象だ。縦置きした場合の左側面にあるレバーを引き上げると、そのまま引き抜くようにサイドパネルが外れる。内部にはほとんど隙間らしい隙間はない。
各所に存在する青いパーツや、青ラベル部はツールレスでメンテナンスを行なうためのガイドだ。この青いパーツに手をかけ、パーツ本体に描かれている矢印や近くにある解説に従って操作すると、各パーツが簡単に取り外せる。狭いだけに手を入れて作業するには窮屈だが、上にあるパーツから順番に外して行けば特にとまどいはなかった。
メモリの追加程度ならば、CPU周りのカバーパーツを外すだけでアクセスできる。光学式ドライブの付け替えやストレージの交換となるともう少しパーツを外さなければならないが、見た目ほど込み入った作業ではないから問題ないだろう。
設置やメンテナンスという面で非常に扱いやすいマシンだが、実際に使った場合どうなのか。その使い勝手やベンチマークによる性能評価の結果を次回紹介しよう。