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日本、インドに抜かれ4位に-スマホ市場

2013年06月27日 16時00分更新

文● 大木信景(HEW)/アスキークラウド

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 中国市場の次は、世界はインド市場を無視できなくなる。2013年の第1四半期のスマートフォン市場において、インドが日本を抜いて初めて世界第3位となった。米調査会社Strategy Analyticsが報告している。

 世界2位、12億の人口をかかえる巨大市場インド。経済的にも近年急成長を続け、2000年代前半からGDP成長率で平均8%を超えるなど高い経済成長率を見せてきた。スマートフォン市場においても、インドは全世界平均の4倍以上もの成長率となっている。世界全体で前年比39%の伸びを見せているスマートフォン市場において、インドの成長率は前年比163%。ちなみに中国は86%、日本は24%、アメリカは19%だ。

 整備された流通網の恩恵を受け、順調に進んでいるインドの「スマートフォンブーム」。その内情をみてみると、(アップルも善戦しているものの)安価なAndroid端末が市場を牽引しているようだ。THE TIMES OF INDIA紙によると、インドのスマートフォン市場においてはAndroidのシェアが90%以上。なかでも価格の安い国内ベンダーが急激な成長を遂げているという。

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