T教授の「戦略的衝動買い」 第249回

どこでもWi-Fi NAS「iUSBport」を衝動買い！

最大3台のクライアントで同時に動画が再生可能

　自前の内蔵充電池でどこでもWi-Fi NAS機能発揮するために、iUSBportはWi-Fiに、アドホックモードとインフラストラクチャーモードの2種類をサポートしている。

　前者は、iUSBportとスマホが直接通信のやり取りをするモード（最大8クライアント、動画は同時3台）。後者はiUSBportがすでに設置済みの自宅や会社のWi-Fiルーターなどの傘下に入り、スマホなどのクライアントとiUSBportは既設のWi-Fiルーターを介して通信するモードだ。

充電して起動するとアドホックモードで起動する

iUSBportを起動して、クライアント側のスマホWi-Fi設定でiUSBportを探す

Wi-Fi接続が終了したらウェブブラウザーを起動して既定のIPアドレス（192.168.0.1）を入力。iUSBportとスマホを接続する

　iUSBportは満充電後、パワースイッチを押して起動すると、出荷時設定でアドホックモードになっている。アクセスする側のスマホのWi-Fi設定画面から「iUSBport」を検索して接続する。そしてブラウザーを起動し、URLのカラムに「192.168.0.1」と入力すれば、iUSBportと接続され、以降、スマホのブラウザー上からiUSBportのリモート設定や管理ができる。

USBメモリーをiUSBportの標準USBポートに挿入するとWi-Fi NASになる

コレクションしているさまざまなUSBメモリーがNASのストレージとして使えた

立てて挿入することで面白そうなUSBを選ぶことに気持ちが行ってしまう

昔、米国で買ったソニーの小さなHDDも大丈夫だった

Cドライブの中身を見ると、iUSBportに接続されたUSBメモリーの中身が見える。スマホ時代のスマホ用というのに“Cドライブ”というのが微笑ましい……もしかしたら「Contents」のCかも

一番下のJPEG画像をクリックしてみたら、ちゃんとスマホ側で表示される

　iUSBportの標準USBポートにUSBメモリーやUSBケーブル接続されたハードディスクが接続されていれば、スマホ側からそのドライブを表示させ、ファイル名を選択することで、画像を表示したり、動画をスマホ側で見ることが簡単にできる。

iPhoneとGALAXYでiUSBportに接続されたSDメモリーカード（USBポート付き）の中身を見てみた

任意の画像をクリックしてみると画像として表示される。できればサムネイル表示の機能がほしい……

iPad miniとiPhone 5で同時に動画を再生しながら、GALAXY S4でJPEG画像を表示

　画像の表示や音楽の再生はスペック上、8台のクライアントまで、動画の再生は最大3台までのクライアントが同時に実現できるそうだ。

　筆者は、iPad miniとiPhoneで同時に動画を再生し、その間にAndroidスマホの「GALAXY S4」でJPEG画像を表示させてみたが、不安要素もなくごくナチュラルにストレス無く動作した。