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圧倒的存在感―最強の「VAIO Duo 13 | red edition」をチェック

2013年06月23日 16時00分更新

文● 高橋量

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「VAIO | red edition」は
デザインとサポートにこだわったプレミアムなモデル

 VAIO Duo 13 | red editionでまずハッと驚かされるのが、印象的な深紅のボディだ。「VAIO | red edition」とは、ソニーの信条である「ものづくりへの情熱」を「赤」の本体カラーで再現したプレミアムなモデル。VAIO Duo 13だけでなく、「VAIO Pro 11」「VAIO Pro 13」「VAIO Fit 14」「VAIO Fit 15」といったVAIOシリーズのノート全5モデルが用意されている(VAIO Fit 14、VAIO Fit 15は近日案内予定としている)。

 一見するとカラーバリエーションのひとつのように思えるが、それは間違いだ。VAIO Duo 13 | red editionを実際に手で触ったり角度を変えて見ると、その塗装のデキの良さに納得できる。たとえばキーボードやパームレスト部分に使われているアルミニウムを見てみよう。アルミニウムを色付けするには表面を酸化させるアルマイト加工を施して皮膜を作り、塗料を浸透させた上で、封孔処理を行なうといったように、複雑で高度な工程が必要だ。また目的の色を出すために、塗料を何層にも重ねている。比較的安易に着色できる樹脂に比べて、より多くの手間がかかっているのだ。

キーボードとパームレストにはアルミニウム素材を使用

光沢を抑えた深みのある赤を実現するために、VAIO独自の多層塗布技術が用いられている

 部位によっては、さらに手の込んだ仕上げが施されている。底面部分に使われているカーボン・ファイバーは軽さと強度をあわせ持つことから、ハイエンドノートではよく使われる素材だ。繊維を織り込んだ独特の柄が特徴だが、VAIO Duo 13 | red editionでは柄は現われておらず、なめらかで均一な表面に仕上がっている。

底面部分は光沢のある明るい仕上がり。カーボンファイバー製の素材に塗料とUVコーティングを4層も塗り重ねられている

 このなめらかさを実現するために、塗装段階から何度も手磨きによる作業が行なわれているという。最終的に手磨きでツヤを出すのではなく、下地から磨き上げるという徹底ぶりだ。

 さらにVAIO | red editionには、購入者専用の独自サポートプランも用意されている。PCの使い方や設定方法などを親切に教えてくれる定額プラン「まるまるアシスト | red edition」ではサポート対応時間が延長。どうしても解決できないときのための訪問設定が、24時間いつでも利用可能となるのだ(電話受付は10〜21時)。また本体の開梱から、ネット/プリンターの設定などを行なってくれる訪問サポート「VAIOおまかせ設定パック | red edition」については、訪問時の基本レッスンの時間が60分追加となる。そのほかにも、VAIO | red edition購入者だけ本体と同時購入できる専用ケースが用意されているなどの特典にも注目したい。

 以上のことから分かるように、VAIO | red editionは単なるカラーバリエーションのひとつではない。製品とサポートにこだわった、とことんプレミアムなモデルなのだ。ソニーファンはもちろん、ワンランク上のモデルで差を付けたいユーザーならチェックしておきたい。

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