マキコーポレーションは6月19日、ダイレクトカセットコンバーター「GEANEE CS-MP3D」を発表した。
パソコンを介さずに、カセットテープ内の音源を直接USBメモリーへMP3録音できる製品。カセットテープをセットした本体にUSBメモリーを接続し、再生ボタンを押すだけで簡単にデジタル化できるので、懐かしの音源を長く保存したり、大量のカセットテープの整理にも便利だ。
詳細な仕様は、ビットレートが128kbps、サンプリングレートが44.1lHz。電源は単3乾電池×2、USB給電に対応する。インターフェースは、USB端子と、ヘッドフォン出力端子をそなえる。連続使用可能時間は、乾電池使用で約2時間以上。
外形寸法は、約幅115×奥行35×高さ85mm(突起部を除く)。重量は約154g(電池を除く)。USBケーブルとイヤホンを同梱する。
シニア世代はカラオケや踊りのサークル活動などに、いまだにカセットテープを現役で利用しているという。GEANEE CS-MP3Dは、乾電池駆動に対応しイヤホンをつないでカセットテーププレーヤーとして持ち運べるという、シニア世代のお稽古事にも役立つ機能もそなえる。父の日、母の日は過ぎてしまったが、同カセットコンバーターや、デジタル化した音源を両親にプレゼントとして贈るのもよいのではないか。
価格はオープンで、実売予想価格は4980円前後を見込んでいる。発売予定日は6月21日だ。