マイクロソフトの「Surface RT」が期間限定(7/14まで)で3万9800円という値段になっている(関連記事)。購入を検討してみようという人も多いはずだ。しかし、Windows RT搭載機種はSurfaceだけではない。もっとお得な機種もある。
また、RTではないWindows 8搭載タブレットの値段もこなれてきた。安いものでは4万ちょっと。RTに比べるとMicrosoft Officeが標準では入っていないというデメリットがあるが、Officeに魅力を感じないならWindows 8搭載を選んだほうが活用の範囲が圧倒的に広がる。
その一方でAndroidタブレットは値段で勝負。1~2万円でも相当いいものが手に入るため、ウェブブラウズ用途や、Androidアプリが使いたいなら安く選べる状況だ。
残るiPadはやはりアップル製品。どこで誰が買っても値段はほとんど変わらず、しかも激安品は存在せず、最近値上げもしたばかり。内容に対して価格が高いわけではないが、安く買うという観点からは外れるので、今回iPadは割愛させていただく。
Surface RT買うならキーボード付きで同価格の「LaVie Y」
Windows RTのメリットは、何といってもMicrosoft Officeがプリインストールしてあること。他のタブレットでも閲覧ができる互換ソフトが入っていることもあるが、やはり本家のOfficeがいい、という人も多いはず。
Officeが入ってるからにはキーボードで文章を入力したくなるし、すでに出来上がったファイルをプレゼンで使うために外部出力がほしくなる。Surface RTにType CoverとmicroHDMIの変換ケーブルを使えばなんとかなるが、そのどちらもサポートしていて、しかもストレージが64GB、値段はSurface RTの32GBとほぼ同等の4万円以下(最安値ベース)という機種がある。NECの「LaVie Y」だ。
LaVie Yは360度回転するキーボードを採用しており、少々重いがタブレットのような見た目で使うこともできる。キーボードはUltrabook並みのストロークのあるもので、実用度で言えばLaVie Yのほうが上。HDMIは標準タイプで汎用性が高い。
スタイリッシュさや画面のみの軽さではSurfaceには負けるものの、Office狙いならこちらのほうがお得であるのは間違いない。
もし、Surfaceと同等の機能でとにかく安さを追求するならASUSの「VivoTab RT」 という選択肢もある。これなら3万円程度で購入可能だ。
- CPU:Tegra 3(1.3GHz)
- メモリー:2GB
- ストレージ:64GB
- ディスプレー:11.6インチ(1366×768ドット)
- 製品情報

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